ディプティック 京都高島屋
2026年3月31日に京都高島屋の本館1階にオープンしたディプティックの店舗には、ディプティックの関西の星と呼びたい、Z世代の女性販売員様がおられます。元々、ジェイアール京都伊勢丹にあった店舗がこちらに移動した形なので、スタッフの皆様も実力者揃いです。
場所 京都・京都高島屋
住所 京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52 1F
電話 075-252-7991
香りに詳しそうなお客様が来店すると…

© Diptyque
ディプティックの接客は、それぞれの店長のセンスが反映されやすいです。京都BAL店や神戸BAL店のように、販売員の個を大切にし、楽しく香水接客が出来る店舗がある一方で、効率よく販売すればよいと考える、香水知識はほとんどない、タイパとマネジメントに重きを置く店長の店舗もあります。
そのため、ディプティックの接客は、本格的なトレーニング体制が整っているにもかかわらず、お客様にとって評価が分かれやすく、びっくりするほど評価が低いときと、素晴らしいときとに分かれる傾向があります。
それは〝ディプティックの香水やキャンドルなんて、黙ってお客様の近くに立っていれば売れる商材〟という置物販売スタイルを行っている人と、香りに対する愛を深めて仕事に励んでいる人の二極に分かれるからです。
これは現役販売員の方々の間でもよく話題になる話なのですが、〝香りに詳しそうなお客様が来店すると、小馬鹿にしている態度がすぐに分かる販売員〟がいたりして、それは本人がばれていないと思っているだけで、意外にお客様にはあっさりと伝わっているということです。
このような販売員が何人かいる店舗は、愛をもってお客様に接客している販売員を馬鹿にする傾向があり、店舗の空気が悪くなります。そして、その空気は容易にお客様にも伝わるものです。
これは多くの人気ブランドでよく見られる傾向です。しかし、香水市場は明確にアフターコロナにより劇的に変化しています。
アフターコロナの接客で一番注意しなければならないのが、約3年間で知らず知らずのうちに、人類は目の奥にある感情を見抜く能力を鍛え上げられたということです。マスクを取るようになった今、表情からその人の心を見抜く能力が、人類史上、今ほど高められている時代はないと言えます。
つまりオンラインでの購入が推奨されてきたパンデミック時代を経て、改めて、接客して頂く事の有難みを感じている時代が到来しているのです。そんな空気をいち早く読み、施策を打ったのが、2024年のディプティックでした。
2024年夏ごろに、現場の販売スタッフの香水接客に最も影響を与えるトレーナーを若返らせたのでした。さらに、本当に香水に愛のある人をトレーナーとして現場から二人抜擢したのでした。
素晴らしい店舗は、意識の高い店長からのみ生まれます。

© 京都高島屋

© 京都高島屋

© 京都高島屋
ディプティックにおいて最高の接客力を持つ販売員が集まる店舗のひとつが京都BAL店であるとしたら、ここでご紹介する京都高島屋店は、そのあとに続く、素晴らしい店舗だと言えます。
若い人たちの才能を伸ばす能力に長けた店長様が率いているように感じます。特に、華やかなオーラをお持ちのZ世代の女性販売員様がおられます。でありながら、びっくりするほど香水の知識も豊富で、何よりもびっくりさせられるのは、
- 香水について、お伝えしている時に、ワクワクしておられる、心から香水がお好きという感覚が伝わってくる
- 『心で売る』タイプの香水接客をされる方で、女性同士だと間違いなくキャッキャ言いながら、自分の〝新しいディプティック〟が見つかるはず。
- 何よりも好奇心旺盛な姿勢で、香水接客に取り組んでいる姿勢が伝わる方。これって意外にお客様に伝わる姿勢で、香水を購入するお客様は、「自分に興味のなさそうな販売員」「興味のあるフリをしている販売員」を見分けるものなのです。
今、日本の香水業界で、いつでもお客様がコンスタントに入っているブランドは、ルラボとディプティックだと言われています。そして、お店も増えています。だからこそ、流れ作業化している店舗ではなく、素敵な接客を受けることができる可能性の高い店舗を前もって知っておくことは、香水を愛する人々にとって最重要情報だと思います。
なぜなら、どんな商品を購入する場合も同じなのですが、購入体験が、その商品に付加価値を与えてくれるからです。特に、香水は、誰から購入したかによって、同じ香りの香り方さえも変わっていくものなのですから…
