ハイネックのブラウンニットドレス
ジェーン・ラッセル・ルック4 ブラウンドレス
- ダークブラウンのニットドレス
女が二人で歩くときは、必ずペアルックは避けるべし
マリリンは、サーモンピンク、ジェーンはブラックの対比。
お互いの良さを引き出すデザイン。
このシーンは、女二人でどこかに〝登場〟する時の教科書。
撮影の合間のひととき。マリリンをスケッチするジェーン。元々デザイナー志向だったジェーンは器用な女性でした。
この時にジェーン・ラッセルが実際に描いた絵がこれ。
ジェーン・ラッセル・ルック5 ブラックスパンコールドレス
- ブラック・クロスホルターネック・スパンコールドレス
- グレーのファーストール
- シルバーのクラッチ
- ブラック・ハイヒールサンダル
女性にとってのペアルックは10代の特権。ゲイカップルにとってのペアルックは、30代～40代の特権です。そして、女性も20代に突入すれば、ペアルックを卒業せねばなりません。
ペアルックの本質にあるのは、男性という虫除けなのですが、20代で、「私たちって二人で一人ね！」なんて盛り上がっていたら、これは男性だけでなく、女性からも避けられる存在になってしまいます。
女として生まれたならば・・・
ジェーン・ラッセル・ルック6 ブラックレースドレス
- ブラックレース・ローブデコルテドレス
- ブラックヴェール
女として生まれたならば、上質なレースで作られたドレスに一度は身を包んでみたいものです。下着においてもそうなのですが、上質なレースのものは、女性を驚異的な高さにまで格上げしてくれます。
女性が、エレガンスを知るということは、レースを知るということなのです。