アレーグラ ファンタジーア ヴェネタ
原名:Allegra Fantasia Veneta
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2021年
対象性別:女性
価格:50ml/22,880円、100ml/33,660円
公式ホームページ:ブルガリ
イタリアの洗練という〝香りの仮面〟を装着する。
2021年に、ブルガリからパーソナライゼーションが可能な初のフレグランスコレクション『アレーグラ』が誕生しました。〝アレーグラ〟とは、イタリア語で〝快活な、陽気な〟という意味です。ブルガリが永遠の都と呼ぶローマ。その陽気な「甘い生活」の精神を、ハイジュエリーを生み出す自由かつ高貴な精神と結びつけた〝宝石の香りではなく、高貴なるローマ精神の香り〟です。
ベースとなる5種類のオード・パルファムに5種類のマグニファイングエッセンスを加えることで、好みの香りにアレンジすることが出来ます。ちなみにマグニファイングエッセンスは、ムスク、ベルガモット、ローズ、バニラ、パチョリであり単一成分で作られています。さらにそれぞれ単独でも使用することが出来るという優れものです。
無限の組み合わせがあるため、このコレクションを案内するスタッフには、究めつけのフレグランス・スペシャリストが求められる、あらゆるフレグランスの中でも最上級のコレクションと言えます。日本ではブルガリ銀座タワーとオンラインショップにて販売されています(世界中で200箇所でのみ販売されています)。
それぞれのオード・パルファムは、ローマ人の生活の1つの感情と側面に焦点を当てています。そのうちのひとつ「ファンタジーア ヴェネタ」は、〝ヴェネト州のファンタジー〟という意味です。
イタリアの休暇を締めくくる、イタリアで最も高級で華やかなお祭り、ヴェネツィア・カーニバルへの招待状。〝イタリアの洗練〟をボトルに封印したというこの香りは、ジャック・キャヴァリエにより調香されました。
ミステリアスで美しい仮面の騎士になる香り
1つの香りの中に、イタリアの洗練のすべてが込められています。
ジャック・キャヴァリエ
21世紀の「ミツコ」、イタリアのカンツォーネの精神を吹き込んだ情熱のピーチシプレ、レディガガが唄う笠置シズ子の『買物ブギ』。まさにこの香りは、そんな新しい空気によって蘇る古き良き香りです。
「アドリア海の女王」「水の都」ヴェネツィアを擁する〝情熱の共和国〟ヴェネトのように、愛と血と汗と涙で完全に熟したピーチが、退廃的な仮面を与えるパチョリと、レザーのようなバニラに満たされ、魅惑のイタリアンシプレの旋律を奏でてゆきます。
とても深みのある歓喜のシプレは、ビューティフルなパチョリとその奥に感じる陽気なレッドピーチの絶妙なコントラストにより生み出されています。非日常的でありながら、どこかコメディチックなシプレであり、ソフィア・ローレンの大人のお色気を感じさせる〝おおらかなエロス〟もこの香りの持つ魅力です。
ガラスボトルのカラーにも意味があり、レッドは煌めくルビーから、パープルはアメジストから。まさに舞踏会に相応しいジェムスカラーです。
こちらもマグニファイングエッセンス(ムスク、ベルガモット、ローズ、バニラ、パチョリ)との相性も抜群に良く、『悪女、今朝、ヴェネチアホテルのわが部屋へ、訪ね来たり』=ムスク、颯爽とヴェネチアの運河を駆け抜けるスティレットヒールを履いて石畳をコツコツと走る絶世の美女=ベルガモット、ヴェネチアの夕陽を背に受け、ゴンドラの上で情熱的なキスを交わす=ローズ、ヴェネチアで交わす美女との甘い約束はすべて嘘であることを知るべし=バニラ、30代から40代のモニカ・ベルッチ様とソフィア・ローレン様を足して二で割った究極の美女の誕生=パチョリといった風に、〝洗練されたイタリアン・ビューティ〟の香りの雰囲気を変えることが出来ます。
香水データ
香水名:アレーグラ ファンタジーア ヴェネタ
原名:Allegra Fantasia Veneta
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2021年
対象性別:女性
価格:50ml/22,880円、100ml/33,660円
公式ホームページ:ブルガリ
トップノート:レッド・ピーチ
ミドルノート:インドネシアン・パチョリ・リーフ
ラストノート:バニラ