レ ジェンメ メンズの全て
Le Gemme Mens By Bvlgari 2014年から発売されている「レ ジェンメ」は、ブルガリの香水部門のクリエイティブ・ディレクターに就任したヴァレリア・マニーニの指揮の下生み出されたブルガリの最上級フレグランス・ラインです。
ブルガリの店舗の中でも扱える店舗が限られており、しかも、この香りを的確に説明できる販売員がほとんどいないことから〝ブルガリの悲しき王妃〟と呼ばれています。そして、2016年に、新たに一挙6作品のメンズコレクションが誕生しました。全ての香りは、ルイ・ヴィトンの専属調香師であるジャック・キャヴァリエにより調香されました。
古代の征服者たちが愛した宝石の香り
私が今まで調香してきたメンズ・フレグランスとこのメンズ・コレクションの香りの違いは、かつてないほどに天然原料をたっぷり使用しているところにあります。だから、よりシンプルな調香なのです。 より直感的な官能性や男らしさを表現し、洗練されたものとなっています。
ジャック・キャヴァリエ
古代に活躍した征服者や裕福な遊牧民たちにオマージュを捧げ、遠征の途中で携えていた宝石をテーマにして造られたのが「レ ジェンメ メンズ」コレクションです。
古代エジプトのオベリスクのような四角柱のオールブラックのフォルムには、それぞれのフレグランスがテーマに掲げる宝石をセットした小さなピラミッドの形状のキャップをあしらわれています。スイスのデザイン・グループ、アトリエ・オイによりデザインされました。
日本においては、4作品のみが2017年3月1日(水)から、ブルガリ銀座タワーと大阪ヒルトンプラザ店でのみ限定発売され、2023年以降はオリジナルのレジェンメと統合され、ジェンダーレス・フレグランスとして、先ほどの二店舗に、新宿伊勢丹フレグランスコーナーも加え、再販されています。