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オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー 神戸【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2024】

関西・名古屋
©Officine Universelle Buly
関西・名古屋
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オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー 神戸

場所 兵庫・神戸
住所 兵庫県神戸市中央区三宮町3丁目5−1 神戸BAL ANNEX
電話 078-335-7237

入口の硝子戸を潜り抜けると、パリに瞬間移動するような感覚に満たされる、あなたの心にパリが宿る、奇跡の空間で、香りを選ぶことが出来る喜び。日本で初めてカフェが併設したこのお店には、『ビュリーのアンバサダー(親善大使)』と呼びたくなるほど隙のない素晴らしい青年販売員様がおられます。
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世界で2店舗目、日本で初めてカフェ併設型のショップ

店内に隣接するカフェ ©Officine Universelle Buly

カフェとブティックの境 ©Officine Universelle Buly

ブティックから見たカフェ ©Officine Universelle Buly

フードメニューは、カヌレやりんごのタルトなどの焼菓子、クロワッサンなど ©Officine Universelle Buly

2人掛けのテーブルが5つだけ設置された贅沢な空間 ©Officine Universelle Buly

1994年9月に神戸・元町に開業した神戸BALの本館の周辺には、別館ANNEXと呼ばれる店舗群が存在します。この店舗群は、エディション(トゥモローランド)やロン・ハーマン、ポロ・ラルフ・ローレンなどで構成されています。この中に2023年3月31日にオープンしたのが、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 神戸でした。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーは、元々は1803年にジャン=ヴァンサン・ビュリーがパリに創立した、香り、美容法、衛生法の極意を提案してきた総合美容専門店ですが、2014年までに、もはや存在しないも同然な存在になってました。

このビュリーを復活させたのが、ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(パリの伝説的セレクトショップ「コレット」の元PR)とその夫ラムダン・トゥアミでした。そして、ブランドが興隆する中、2021年にLVMHグループが事業を買収し、この資本力により、現在、新店ラッシュとなっているわけです(ヴィクトワールは、ブランドディレクターとして残留)。

パリ・サントンジュ店の「カフェ・トルトーニ」©Officine Universelle Buly

神戸店は、世界で2店舗目、日本で初めてカフェ併設型のショップとなります。このカフェは、ラムダン・トゥアミにより、ビュリーのパリ・サントンジュ店の「カフェ・トルトーニ」の外観と内装をそのまま日本で再現したものとなっています。

緑の塗装を基調とした店内の片面には大きな窓ガラスがあり、自然の光が柔らかく差し込み、カウンターの大理石と木製の食器棚、床のタイルに、流れるようなパリの日差しと空気を与えてくれます。まるでこの窓ガラスが神戸とパリをひとまとめにする魔法のルーペの役割を果たしているようです。

ドリンクは、エスプレッソ/1,100円から、フードは、カヌレ/660円からと、パリへの小旅行だと考えたら、全然高くないと感じさせる価格設定が、ビュリーらしくて心憎いです。

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『ビュリーのアンバサダー』と呼びたくなる程、素敵な青年販売員様

©Officine Universelle Buly

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こちらのビュリーには、かつて京都BALのビュリーで伝説の販売員として人気を独占していた青年販売員様がおられます。この方は店長(もしかしたら副店長)兼西日本トレーナーとして、ビュリーの販売員様の接客力の向上にも努めておられるだけあり、超一流の接客をして頂ける方です。

最近の20代の才能豊かな香水販売員様の特徴でしょうか、この方も、オードリー・ヘプバーンの『パリの恋人』のレッドドレスの美しさを知り、ビュリーのブティックの内装について事細かに説明してくださる表現が、美的センスに満ちています。

この店舗のエレガントな内装とムードにピッタリな、パリのエスプリと神戸の異国情緒を感じさせる、気品の中に親しみ易さと丁寧さを兼ね備えた『ビュリーのアンバサダー(親善大使)』と呼びたくなるほど隙のない方です。

どの店舗もビュリーが素晴らしくなっているのは、お店の内装だけでなく、2年ほど前(つまりパンデミック末期)からトレーニングに力を入れるようになったからでしょう。

その素晴らしい接客を受け、感性に優れた若者が、ブランドに惚れ、このブランドで働きたいと感じ、優れた人材が切れることなく集まる。香水トレーニングの大切さとは、素晴らしい人材の集まりも生み出していくものなのです。

ビュリーの販売員の皆様の目がキラキラしているのは、元々ビュリーの顧客だった自分が、担当して下さった販売員の方に憧れ、自分がその立場に立てた喜びを感じているからだと思います。