センソ
原名:Senso
種類:オード・パルファム
ブランド:エマニュエル・ウンガロ
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:1987年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:不明

80年代の絶対神ナスターシャ・キンスキーがミューズ。

©UNGARO

1992年に再調香されたリニューアル版 ©UNGARO
「センソ」とは、イタリア語で「センス、感覚、官能」という意味があり、1954年にルキノ・ヴィスコンティが監督した『夏の嵐』の原題が「センゾ」です。
フロリエンタルの香りは、1987年に当時既にシャネルの三代目専属調香師だったジャック・ポルジュによって調香され、1992年に再調香されました(上記のショッキングピンクのボトルデザインに変更)。
キャンペーン・モデルとして、『パリ、テキサス』の女優であり80年代に人気の高かったナスターシャ・キンスキーが起用されました。
熟れ盛りのオンナの「香りの官能小説」

©UNGARO

©UNGARO
爽快に弾けるベルガモット、グレープフルーツ、オレンジのシトラスシャワーに、濃厚なピーチとプラムのフルーツカクテルが溶け込んでいくような、フレッシュでありながら、独特な洗練された甘さが広がるようにしてこの香りははじまります。
すぐに温かく円やかなチューベローズを中心としたフローラルシンフォニーがキラキラと輝くオーラで全身を包み込んでゆきます。とてもたくさんの花々の香りが巧みにブレンドされており、チューベローズの香りを引き立てています。
と同時に、トンカビーンとパチョリ、シナモンによる埃っぽい蜃気楼のような妖しいパウダリー感も背後で蠢きはじめます。そしてうっとりするように美しく官能的なアンバーとカーネーションのハーモニーに満たされてゆきます。
いつ果てるとも知れない夏の夜の熟れ盛りのオンナの性欲を香りに投影した「香りの官能小説」のページがめくられていくように、最後は、成熟したシトラスとフルーツとフラワーたちが、あくまで華麗なる輝きと共に、まったりとサンダルウッドとオポポナックスなどの植物の香りとひとまとめになり、ウッドとパチョリのほのかな苦味と辛味が加わりつつも、甘やかな艶やかさで素肌を磨き上げるようなシプレの余韻を残してくれます。
香水データ
香水名:センソ
原名:Senso
種類:オード・パルファム
ブランド:エマニュエル・ウンガロ
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:1987年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:不明

トップノート:コリアンダー、プラム、マンダリン・オレンジ、ピーチ、グレープフルーツ、ベルガモット、ヒヤシンス、ガルバナム
ミドルノート:カーネーション、チューベローズ、オレンジブロッサム、オーキッド、ダマスクローズ、ジャスミン、ヘリオトロープ、イランイラン、アイリス、スズラン
ラストノート:サンダルウッド、トンカビーン、アンバー、パチョリ、シナモン、オポポナックス、ムスク、ベンゾイン、バニラ、シダー
