ポティオン マン
原名:Potion
種類:オード・パルファム
ブランド:ディースクエアード
調香師:アニック・メナード
発表年:2011年(廃盤)
対象性別:男性
価格:不明
ディースクエアードの第二弾メンズ・フレグランス

©DSQUARED²
2011年にディースクエアードの第二弾メンズ・フレグランスとして発売されたのが「ポティオン(ポーション)」です(第一弾は、2007年に発売された「ヒー ウッド」)。
その香りの名は、女性を誘惑し、征服し、情熱の虜にする〝魔法の秘薬、媚薬〟の意味です。パチョリとアンバーベースのオリエンタル・シプレの香りは、アニック・メナードにより調香されました。
ちなみに2012年にペア・フレグランスとして「ポティオン ウーマン」が発売されました。こちらの調香はクリスティーヌ・ナジェルによるものでした。
想定以上に個性的で、存在感のある〝スカッとさわやかな媚薬〟

©DSQUARED²

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〝媚薬〟は、温かくスパイシーなシナモンからはじまります。すぐにタイムとアンジェリカのハーバルさと鋭いミントが溶け込んでゆき、スカッとさわやかな甘いコカコーラのような感覚が広がってゆきます。それはまるで男性の素肌との相性が抜群な、独特なスパイスのバランスに満たされていくようです。
そして、ドライなシダーウッドとアーシィーなパチョリが到来します。どこかスモーキーな、ほのかにインセンスのようなカシミアウッドが、華やかに開花するローズを、滑らかにスパイシーな心地良さで包み込んでゆきます。やがてアンバーとムスクの余韻が広がってゆきます。
素晴らしいウッディアンバー×インセンスの香りとして、その独特なスパイシーな甘さ故に、2003年にミシェル・アルメラックが調香した「グッチ プールオム」とよく比較される香りです。
キャンペーン・モデルは、ポーランド出身のファッション・モデル、マルゴシア・ベラ(1977-)とディエゴ・ミゲルが起用され、マリオ・ソレンティにより撮影されました。
香水データ
香水名:ポティオン マン
原名:Potion
種類:オード・パルファム
ブランド:ディースクエアード
調香師:アニック・メナード
発表年:2011年(廃盤)
対象性別:男性
価格:不明
トップノート:アンジェリカ、タイム、ミント
ミドルノート:シナモン、ローズ、ペッパー、ゲンチアナ
ラストノート:カシミアウッド、パチョリ、アンバー、ムスク