ローラ・ローラがマレーネ・ディートリッヒになっていく瞬間
ローラ・ローラ・ルック5 ビスチェ
- プライベートで愛用している着物ガウン
- ビスチェ
- シルクのストッキング
- 黒のハイヒールパンプス
マレーネは真冬の厳寒のスタジオで、下着姿で撮影に望んでいました。そして、1930年に入ったばかりになると、ローラ・ローラは、完全にマレーネ・ディートリッヒのオーラを解き放っていたのでした。スタンバーグという男は知っていたのです。ある種の女は、男を冷たくあしらう瞬間に、女として覚醒されるということを。そして、そのある種の女こそが、マレーネ・ディートリッヒだったのです。
ローラ・ローラの毅然とした優しさ。
ローラローラ・ルック6 ストライプシャツ
- 透けたストライプシャツ
トーキー映画初期の撮影は、録音したものを編集することはできなかったので、後の編集を考慮して、どの場面も4台のカメラで撮影されました。しかも、本作は、ドイツ語版と英語版の映画を同時に撮影していたのでした。
レオパルド・ファーを着たローラ・ローラ。
ローラ・ローラ・ルック7 毛皮のコート
- レオパルドの毛皮のコート
- クローシュ帽
- ダークトーンのドレスにベルト
- 黒のシルクのストッキング
- 黒のハイヒールパンプス