究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
ルラボ

【ル ラボ】ラヴァンド31(ダフネ・ブジェ)

ルラボ
©LE LABO
この記事は約3分で読めます。

ラヴァンド31

原名:Lavande 31
種類:オード・パルファム
ブランド:ル ラボ
調香師:ダフネ・ブジェ
発表年:2023年
対象性別:ユニセックス
価格:1.5ml/990円、15ml/13,200円、50ml/29,700円、100ml/42,900円
公式ホームページ:ル ラボ

スポンサーリンク

新しいラベンダーの香りのはじまり

©LE LABO

2006年3月に発表された10の香水と共に、ル ラボの歴史は始まりました。そして2010年に「ウード27」が誕生し、2011年に「サンタル33」が誕生しました。この香りの登場により、ル ラボは、ニューヨークを中心に世界中のファッショニスタの心を掴むことになりました。

ル ラボ旋風の中、2013年に「イラン49」が「リス41」と共に発売され、2014年にエスティローダーに買収され、新体制の中、2018年に「トンカ25」、2019年に「ベ19」、2021年に「マッチャ26」が発売されました。

そして、2年ぶりの2023年10月1日に発売された最新作が「ラヴァンド31」でした。ダフネ・ブジェにより調香されました。

「ラヴァンド31」の「31」とは、31種の香料により生み出されたという意味を持ちます。〝ラヴァンド〟とは、フランス語で〝ラベンダー〟の意味です。

スポンサーリンク

清らかに、透き通るような、ネロリとラベンダーの花の二重唱

©LE LABO

©LE LABO

ラベンダーのあらゆる固定観念を覆す(=フゼアにはならない)ために、魅惑的なひねりを加え、新たな高みへと昇華させようという一大野心で生み出されたこの香りは、美しくグリーンに甘くきらめく高級石鹸のようなネロリと、シャンパンのように酸味を弾けさせるベルガモットのハーモニーからはじまります。
すぐにホワイトムスクの朝霧と共に、プロヴァンスから清らかなラベンダーが到来します。この香りの特徴は、ラベンダーが到来しても、ネロリはその魅力を失っていくことはないところにあります。ネロリとラベンダーがそれぞれの魅力を素肌の上でとろけてにおい立たせてゆくのです。
やがて、アンブロキサンとトンカビーンの伴奏に合わせて、パウダリーでクリーミーな花の二重唱がはじまるのです。まるでやさしく、そっとそこであなたを見守るように香りを広がらせてゆきます。
特別にラベンダーの花蕾からだけ抽出したピュアなラベンダー精油は、強く刺すようなカンファーや野性味たっぷりのハーバルな要素が削ぎ落され、土っぽさや焦げたタールの匂いを伴う、甘いラベンダーの花の香りを突出させています。
とてもクリーンな、心の澱みを洗い流し、透き通るような清涼感で満たしてくれる香りです。
スポンサーリンク

香水データ

香水名:ラヴァンド31
原名:Lavande 31
種類:オード・パルファム
ブランド:ル ラボ
調香師:ダフネ・ブジェ
発表年:2023年
対象性別:ユニセックス
価格:1.5ml/990円、15ml/13,200円、50ml/29,700円、100ml/42,900円
公式ホームページ:ル ラボ


トップノート:ネロリ、ベルガモット
ミドルノート:ラベンダー
ラストノート:ムスク、トンカビーン、アンバー