フェアリー スプリング ブロッサム
原名:Feerie Spring Blossom
種類:オード・トワレ
ブランド:ヴァン クリーフ&アーペル
調香師:アントワーヌ・メゾンデュー
発表年:2013年
対象性別:女性
価格:50ml/11,550円
春の訪れを知らせにやって来た〝フェエリ=妖精の国〟からの使者
ヴァン クリーフ&アーペルから2008年に発売された「フェアリー」は、フルーティ・フローラルの香りとして、アントワーヌ・メゾンデューにより調香されました。
実はフランス語で「Feerie」と書かれているこの香りの名の正確な読み方は「フェエリ」です。その意味は、〝妖精の国〟です。フランス・パリ・モンマルトルにあるキャバレー≪ムーラン・ルージュ≫で流れているテーマ曲のタイトルもコレなのです。
この〝春限定のフランカー〟として2013年に発売されたのが「フェアリー スプリング ブロッサム」でした。日本では2014年、15年、16年に限定発売されました。調香師は、同じくアントワーヌ・メゾンデュです。
春を呼ぶ〝ピンクの妖精〟が、春の魔法をかけにやって来た。
ひらひらと舞う桜の花びらに、春の日差しが優しく注がれるように、新鮮でジューシーなライチとピリっとスパイシーなピンクペッパーの甘酸っぱい匂いに包み込まれてゆくようにしてこの香りははじまります。
舞い散る桜の花びらから妖精が飛び出していくように、可憐なピオニーとマグノリアのクリーミーさが広がってゆきます。そして星のきらめきのような野生のラズベリーが降り注ぐ中、風に乗った桜の花びらの上に着地した妖精は、素肌の上に飛び移り、桜の花びらの名残にムスクとトンカビーン混ぜ合わせ、春のフレッシュな(ソーピィーな)甘い余韻を残し、飛び去ってゆくのです。
春を呼ぶ〝ピンクの妖精〟が、春の魔法をかけに、あなたにまた会いにやってくるのです。ロマンティックなピンク色の春の香りです。
桜の花びらがヒラヒラ、ハラハラと舞い落ちる…
最後に「フェアリー スプリング ブロッサム」について、発売当時ブルーベルのチーフだった、カイエデモードが崇拝するフレグランス・スペシャリスト様に、貴重な解説をして頂きました。以下彼女のお言葉です。
ブルーベルでもかつてヴァン クリーフ&アーペルの香りの取り扱いをしていました。そして、この香りは桜のシーズンに期間限定で発売されていました。満開の桜の美しさというよりは花びらがヒラヒラ、ハラハラと舞い落ちるところが、どこか妖精が大地に舞い降りる姿に重ねられているようです。
オリジナルの「フェアリー」よりも、儚さとかわいらしさ、そして軽やかで透明感を感じる香りでした。秋冬のお洋服から春の装いに合わせて香りを軽やかにして、足取りも軽やかになるような香りでした。
香水データ
香水名:フェアリー スプリング ブロッサム
原名:Feerie Spring Blossom
種類:オード・トワレ
ブランド:ヴァン クリーフ&アーペル
調香師:アントワーヌ・メゾンデュー
発表年:2013年
対象性別:女性
価格:50ml/11,550円
トップノート:ライチ、チェリーブロッサム、ピンクペッパー
ミドルノート:ピオニー、マグノリア、ラズベリー
ラストノート:ムスク、トンカビーン