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クロエ

【クロエ】クロエ ローズタンジェリン(ミシェル・アルメラック/シドニー・ランセスール)

クロエ
©Chloé
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クロエ ローズタンジェリン

原名:Chloe Rose Tangerine
種類:オード・トワレ
ブランド:クロエ
調香師:ミシェル・アルメラック、シドニー・ランセスール
発表年:2020年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/12,980円、75ml/16,830円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム

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もっとも甘くてジューシーなクロエローズの香り

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香水の歴史において2008年という年は『クロエ革命』が勃発した年として記憶されるほど、2月(日本は2008年4月2日)に発売された「クロエ オードパルファム」は、世界中にクロエ旋風を巻き起こしました。

私とアマンディーヌは、当時、全く人気がない香りだったローズを再び女王の座へと戻そうと考えたのでした。この香りは当時のトレンドに逆らった香りでした。

ミシェル・アルメラック

2009年と2015年に「クロエ オードトワレ」、2012年に「ロー ド クロエ」、2013年に「ローズ ド クロエ」、2016年に「クロエ フルール ド パルファム」とフランカーが次々と発売されました。

そして、クロエの「ローズ革命」第六章として、2020年(日本では10月7日)にミシェル・アルメラックシドニー・ランセスールにより調香された作品が「クロエ ローズタンジェリン」でした。すべてのフランカーの中で、最も甘いフルーツのニュアンスを持つクロエローズの香りです。

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タンジェリンとローズを酔わせるブラックカラントの悪巧み

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山から流れる沢の水に、自然に落ちたタンジェリンが洗われるように、みずみずしくジューシーに弾けるフルーティーさからこの香りははじまります。すぐに水に沿って沢を下ってゆくと、知らぬ間に、海を眼下に望む、太陽の輝きを感じさせるローズガーデンに到着するのです。

そんな、タンジェリンの甘さが、ローズの花びらの甘やかさと溶け合い、心を豊かに揺り動かしてくれる明るく華やかなフルーティフローラルの香りが広がってゆくのです。

やがて、発酵したブラックカラントが、ローズとタンジェリンに降り注ぎ、酔わせるワインのようなロマンティックな酸味を加えてゆきながらも、グリーンの新鮮さも生き生きと併せ持たせるように、蘇らせてゆくのです。

この香りのとても面白いところ、それは、緑の中から果実と花の香りが生み出されていくのではなく、果実と花が水に冷やされ、その中に眠る緑が目を覚ますようにフレッシュに香り立つところにあります。

生き生きと自由に、心のおもむくままにローズとタンジェリンが、アンバーとシダーによりクリーミーな円やかさを与えられ、〝緑の館〟でまどろんでいるような優雅なきらめきに包まれた甘やかな余韻で満たしてくれます。

新ミューズとして『オリエント急行殺人事件』(2017)『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の英国系ハリウッド女優のルーシー・ボイントン(1994-)が起用されています。

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香水データ

香水名:クロエ ローズタンジェリン
原名:Chloe Rose Tangerine
種類:オード・トワレ
ブランド:クロエ
調香師:ミシェル・アルメラック、シドニー・ランセスール
発表年:2020年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/12,980円、75ml/16,830円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム


トップノート:タンジェリン
ミドルノート:ホワイトローズ、ブラックカラント
ラストノート:シダー、アンバー