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ブリジット・バルドー

ブリジット・バルドー9 『殿方ご免遊ばせ』3(2ページ)

ブリジット・バルドー
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世界一、ブルーのバスタオルが似合う女=BB

バスタブから覗くブリジットの美脚に、「ボクも一緒に入りたいな」と、喧嘩中に思わず呟いてしまう夫ミシェル。

バスタオル一丁で追いかけっこの後に仲直りする二人。

初々しさはもう「今どき」の美の一部をなさない。

ブリジット・バルドー

ブリジット・バルドーの魅力を示すシーンが、このバスタオル一丁で追いかけっこするシーンです。それは何もお色気満点という意味ではありません。

こういった女優にとってのアクションシーンにおいて、運動神経がとても良いのがバルドーです。こういうシーンの立ち回りが鈍臭く、自然に見えない女優が多いのですが、バルドーはとても自然にやってのけるのです。

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彼女こそが、オール・フレンチ・ガール。

朝食を運ぶエプロン姿のBB。シャツの下はノーパンです。

今見ても斬新なスタイルです。そして、左端に控えるは、赤白のトランジスタラジオ。

ラジオから流れるチャチャチャにあわせて自然な踊りを見せるBB。

とにかく自然に鏡の自分に笑顔を振りまけるバルドーのキラキラっぷり!

ブリジット・ルック9 シャツ×エプロン・スタイル
  • 小さな牛や馬などがプリントされたアニマル柄シャツ
  • 白いエプロン

女性ダンサーはいつも美しい!だが、必ずしも美人ではない。彼女たちは優雅さ、軽やかさ、動き方、歩き方、女王のような毅然とした頭の保ち方を身につけている。厳しい食餌法と日々の練習が体を彫刻のように削っていく。垂れ下がったものなど何一つなく、おなかは平らで、腿は締まり鋼のような精神を備えている。長めに伸ばした大切な髪には気を配るが、それは奥行きの深い女性らしさの自然な身繕いであり、それらが彼女たちを他の人々と区別し、軽やかで、触知できないシルフィード(空気の妖精、理想の女性)のように見せるのだ。

ブリジット・バルドー

バレリーナ出身の女優として有名なオードリー・ヘプバーンとバルドーの共通点は、姿勢の良さにあります。バルドーがセックス・シンボルと言われながらも、女性にとってのタイムレス・アイコンである理由は、この姿勢の良さと、隠し切れない育ちの良さによります。

これが、21世紀初頭の(改めて振り返ると)中身の空っぽなギャル文化と、ブリジット・バルドーの決定的な違いなのでした。

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思わず目を奪われるナディア・グレイの気品と貫禄

30代のモナコ王妃時代のグレース・ケリーのようなルックス。

書類片手に歩くナディアの姿は、まるで女王そのものの風格です。

少しふくよかなボディラインが女王らしくてステキ。

そして、ファーがトリムされたジャケットを着て登場します。

ああ・・・なんて50年代とは素晴らしき時代だったのかしら。

プリンセス・ルック3 ホワイトドレス
  • デザイナー:ピエール・バルマン
  • 白のシルクブロケードドレス
  • 白のシルクブロケードジャケット、ブラウンファーがトリムされています
  • 白のパテントレザーベルト
  • コメット・ジュエリー・ブローチ
  • クリーム色のロンググローブ
  • グレージュのヘッドドレス
  • 3連パールネックレスとパールイヤリング
  • 黒のハイヒールパンプス