作品名:ピンクの豹 The Pink Panther (1963)
監督:ブレイク・エドワーズ
衣装:イヴ・サンローラン
出演者:ピーター・セラーズ/デヴィッド・ニーヴン/クラウディア・カルディナーレ/キャプシーヌ/ロバート・ワグナー
少しだけ登場するギリシア神話風ドレス
シモーヌ・クルーゾー・ルック7 ホワイトデイドレス
- ホワイトデイドレス、ベルト、ハーフスリーブ、パネルマント、美しいドレープ
- パールカラーのローヒールパンプス
カラスのようなスキールック
シモーヌ・クルーゾー・ルック8 スキー・ルック
- 白×黒のファースキー帽
- レザーウインドブレイカー、首周りにファー
- ブラックのスリムパンツ
- ブラックのレザーグローブ
- 白のタートルネック
タートルネックが流行中の1963年。
シモーヌ・クルーゾー・ルック9 タートルネック
- Vネックブラックニット
- 白のタートルネック
- 黒のカチューシャ
- パールのイヤリング
キャプシーヌが、Vネックのブラックニットの袖から、純白のタートルネックの袖を覗かせるように着ている一方で、ブラウンのタートルネックに、ライトブラウンのリブ編みセーターをレイヤードしているロバート・ワグナーは、決して袖の下から別の袖を覗かせません。
これは忘れがちなスタイリングの基本なのですが、薄い色の下に濃い色をレイヤードする場合は、袖からその色を見せると全く野暮ったく見えるものなのです(典型的な例として挙げられるのが、メンズスタイルにおけるホワイトスーツにダークシャツ)。