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阪急メンズ大阪 フレグランスカウンター|大阪の〝香りの秘境〟【香水聖地ガイド2026】

関西・名古屋
©阪急メンズ大阪
関西・名古屋
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阪急メンズ大阪 フレグランスカウンター

聖地評価:三ツ星
西日本で知る人ぞ知る〝香りの秘境〟。どんなに阪急うめだ本店が混んでいようとも、ココに来れば、ゆったりとした快適な香水体験が保障されています。本店にはない、キリアン、クリード、EDIT(h)、アトリエマテリ、オルファクティブストゥディオ、ザ マーチャント オブ ヴェニス、ナインティーシックスティーナインなどのニッチ・フレグランスも充実しており、あまり多くの人にお伝えしたくない〝秘境〟です。

©阪急メンズ大阪

阪急メンズ大阪1階プロモーションスペース12にて、2026年5月29日〜9月29日まで、フレデリック マルとマティエール プルミエールの長期ポップアップイベントが開催中です。

場所 大阪・阪急メンズ大阪
住所 大阪府大阪市北区7 北区 角田町7-10 阪急メンズ大阪地下1階
電話 06-6361-1381

2023年11月29日にリニューアル・オープンした阪急メンズ大阪のフレグランスカウンターに、新生クリードが、西日本ではじめて再上陸しました(2019年5月31日以来)。さらに、梅田地区ではじめてキリアンも上陸することになりました。こちらには、素晴らしいブルーベルのソムリエールの方とカワベのスペシャリストの方がおられます。
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まず最初に

大阪のメンズ館は、一階から三階まで賑わっています。しかし、地下一階はそうでもなく、特にフレグランスコーナーは、一階から三階と比較すると、別の館なのか?と感じるほどに閑散としています。

ここでカイエデモードが提案するのは、今、本館で行っているような、ミックススタイルのフロア作り(特にバレンタインチョコのシーズンに行っていたような)で、顧客様の潜在的な購買欲を目覚めさせる、百貨店だからこそ打ち出せる施策をメンズ館で行うべきではないだろうかということです。

つまり、フレグランスコーナーは、そのまま置いておいて、一階にはクリード単独カウンター、二階にはキリアン、三階にはペンハリガンのポートレートといった風に散らしておいて、各カウンターに選ばれしフレグランス・スペシャリストの方々を配し、その場で思う存分接客して頂きつつ、地下一階のフレグランスコーナーの魅力も伝えていく努力をしていくと、もっともっとカップルで香水選びしたくなる『香水聖地』になっていくのではないだろうか?とふと感じました。

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クリードとキリアンとトム・フォードとペンハリガンが勢揃い。

©阪急メンズ大阪

1929年に創業したうめだ阪急百貨店は、『東の伊勢丹、西の阪急』と言われるほど、西日本では磐石の帝国を築いています。特に大阪においては、阪急は圧倒的な力を誇っています。そんなうめだ阪急百貨店が、2005年に大改装工事を経た後、2008年2月1日に、メンズ館もオープンさせることになりました。

このメンズ館の地下一階には、西日本でも二番目に大きなフレグランス・コーナーが存在するのですが、今では、〝お客様の期待を裏切ってきた〟結果なのでしょうか、いつみても閑散としています。まず最初に、リニューアル前に存在したこの売り場の問題点を挙げていきます。

  1. 商品ラインナップは素晴らしいのですが、売り場におられる香水販売代理店の販売員の方々の香りの接客力にムラがある(惰性で仕事している感たっぷり)。
  2. 百貨店の販売員さんの方が、フレグランスについて勉強熱心である。
  3. 展開しているアイテムが本店と重なっており、わざわざこちらに来る必要がない。
  4. そもそも地下一階にフレグランスコーナーがあることを知らない人が多い。
  5. 男性のお客様も、本館でフレグランスを購入するようになった(今では男性もコスメコーナーでフレグランスを購入することに抵抗感はなくなった)。
  6. フレグランスにジェンダーがなくなった(ジェンダー分けはもはや時代遅れである)。

とにかくいつも閑散としている印象が強いこのフレグランス・コーナーが、2023年11月29日に大々的なリニューアルを行うという大きな勝負に出ました。

新たに導入されたAIシステム「カオリウム」は、予想通り、人々の心を掴むことはありませんでした。そもそもわざわざ実店舗にまで行って、人間からではなくAIの診断を受ける気になるかということです。さらにこのシステムを導入していると、どうしても香水接客力がない店舗なので自分で選んで下さいという風に、感じてしまいます。

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大阪のブルーベルのトップオブトップ

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AI診断はともかくとして、クリード、キリアンといったうめだ阪急本店にはない人気ブランドのフレグランスが置かれていることは素晴らしいことです。

まずディオールのメンズラインは、「ハイヤー」や「ディオール オム」「ファーレンハイト」といった通常のコスメカウンターでは日の目を見ないメンズラインが表に置かれているのですが、残念ながら、しっかりとフレグランストレーニングを受けていない過去の〝ディオールの悪い部分〟を引きずっているようで、空気のような存在になってしまっています(有楽町阪急のディオールビューティーと同じイメージ)。

さてまずはクリードからです。「アバントゥス」「スプリングフラワー」「シルバー マウンテン ウォーター」など、根強いファンを持つ1760年創業の英国のフレグランス・メゾンが、日本から撤退したのは2019年5月31日のことでした。撤退の理由は、ブルーベルの店舗に対して、売り場環境に対する不満が原因だったと言われています。

そして、今回は、デンっと、太陽神のように煌びやかなすごく目立つカウンターが作られています。ベテランの女性販売員の方(一年ほど前まで京都伊勢丹のクリードコーナーにおられた方)は、とても素晴らしい方です。

この方が、売り場におられる時は、クリードの接客に関しては期待できると思います。しかし、これだけゴージャスな売り場になってしまうと、販売員のメッキが剥がれやすくなることに注意しないといけません。

川辺の一番の問題点は、給与です。ここを改善していかないと良い人材は集まりません。香水業界で最も安い給与形態の会社が、高額なフレグランスを扱っているという事実について真剣に考えていかないと駄目な気がします。

それにしても、このコーナーのキリアンが本当に素晴らしいです。今年春より、かつて大丸心斎橋店のチーフをつとめ、つい最近まで大丸梅田店(現在は閉店)のチーフをつとめておられた『大阪のブルーベルのトップオブトップ』と慕われているソムリエール様が異動されてきました。

この方は、フエギアの日本上陸に深く関わったこともある方であり、あらゆるブルーベルの香りだけでなく、ブルーベルが取り扱っていないフレグランスについての知識もピカ一の方です。以下、この方の素晴らしさについて箇条書きしてゆきます。

  1. 知識をひけらかさず、初心者の方、上級者の方、それぞれに合わせ、カメレオンのように変幻自在に接客を変える。所謂天才です。でありながら、まったくそれを感じさせない。
  2. 接客している姿勢が美しく、所作も綺麗で、どこかバレエダンサーを思わせる優雅さのある人。それでいて嫌味っぽさは一切なく、寧ろ親しみやすいという独特な空気感のある方。
  3. 気品のある美しさと清潔感を兼ね備えている方なので、この方のおすすめが欲しくなる危険性あり。
  4. 言葉の表現力が素晴らしく、現役の香水販売員にとって、感動を覚えるレベルの方。

この方と共に、キリアンを中心に、ペンハリガン、クルジャンの素晴らしい香りと比較して、自分の香り探しをする旅は、至福の香水体験=〝香りを選ぶコト消費〟になることでしょう。