1972年の映画

梶芽衣子

【女囚さそり】さそりルック=女優帽とロングコートをオールブラックでまとめる

『北斗の拳』のケンシロウのキャラ設定に影響を与えたのは松島ナミではないかという程、セリフの少ない主人公が活躍する『女囚さそり』は、1970年に「ビッグコミック」で連載された篠原とおる(代表作『0課の女』『ワニ分署』)の人気劇画の映画化として梶芽衣子主演で1972年から4作品制作されました。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.3|「第41雑居房」「けもの部屋」「701号怨み節」

1972年から73年にかけての『女囚さそり』シリーズが、全身黒づくめがここまで似合う梶芽衣子様という類まれなるファッション・アイコンの存在により、コムデギャルソンの川久保玲やヨウジ・ヤマモトからどのような影響を受け、または与えていったかを検証してみることは非常に興味深いことです。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.2|第一作目 女囚701号さそり(1972)

『北斗の拳』のケンシロウのキャラ設定に影響を与えたのは彼女ではないかと思わせるほどのセリフの少なさ。それは梶芽衣子様自身のアイデアでした。沈黙の美学。そして、能面のような美貌。まさにアルティメット・ミニマルな存在の美学に、芽衣子様が演じるさそりは満ち溢れています。
梶芽衣子

『女囚さそり』シリーズVol.1|梶芽衣子様とさそりルック

この作品によって生み出された名曲「怨み節」。梶芽衣子様は、10代より女優業に従事しており、この本作の一作品の後、結婚し引退を考えていました。しかし、この作品のシリーズ化が、彼女の結婚を奪ってしまいました。
その他の伝説の女優たち

【ゲッタウェイ】マックイーンVSペキンパー。究極の夫婦愛の物語。

スティーブ・マックイーンというタイムレスなメンズアイコンの代表作の一つ。最も脂の乗っていた時期のサム・ペキンパー監督と『 ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦』(1972)に次いでタッグを組んだ作品。元祖バイオレンス・アクション映画と呼ばれカルト的な人気を誇る。
カトリーヌ・ドヌーヴ

カトリーヌ・ドヌーヴ8 『リスボン特急』(3ページ)

作品名:リスボン特急 Un flic(1972)監督:ジャン=ピエール・メルヴィル衣装:コレット・ボード出演者:アラン・ドロン/カトリーヌ・ドヌーヴ/リチャード・クレンナアラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーヴの初共演作。1970年代当時、フラ...
その他の伝説の女優たち

『ゲッタウェイ』Vol.3|アリ・マッグローとトレンチコート

アリ・マッグローは、世界で最も美しい50人の1人に選ばれました。彼女はパラマウント映画の伝説的な若手ヘッド・プロデューサー、ロバート・エヴァンスを虜にし、スティーブ・マックイーンさえも夢中にさせた人であり、70年代を代表するファッション・アイコンでした。
スティーブ・マックイーン

『ゲッタウェイ』Vol.2|スティーブ・マックイーンとブラックスーツ

アレック・ボールドウィンが1994年に『ゲッタウェイ』をリメイクした時に言っていたのが、「俳優としての目標は、セリフを節約すること」です。多くを語らないから、その人のちょっとした仕草に目がいき、男が男である部分と、女が女である部分が、よく伝わるのです。
スティーブ・マックイーン

『ゲッタウェイ』Vol.1|スティーブ・マックイーン×サム・ペキンパー

スティーブ・マックイーン×サム・ペキンパー。この二人が会えば、チャールズ・ブロンソン×セルジオ・レオーネ級のメンズワールドが作り出せる。ショットガンとコルトガバメントをぶっ放すマックイーン。拳銃の扱いがここまで上手な俳優もそういない。
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