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ラルチザン パフューム

【ラルチザン】イストワール ド オランジェ(マリー・サラマーニュ)

ラルチザン パフューム
@L'Artisan Parfumeur
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イストワール ド オランジェ

原名:Histoire d’Orangers
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:マリー・サラマーニュ
発表年:2017年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/28,820円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム

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マリー・サラマーニュのオレンジの歴史

@L’Artisan Parfumeur

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かつて「フルール・ド・ランジェ」というオレンジ・ブロッサムの決定版を生み出したラルチザンから2017年夏に発売されたサマーフレグランスです。その名も「オレンジの歴史」です。

軽やかなオレンジブロッサムによるオリエンタル・フローラルの香りは、マリー・サラマーニュによって調香されました。最高峰のビター・オレンジが収穫されるチュニジア産が使用されています。ちなみに「フルール・ド・ランジェ」を調香したアン・フリッポは、マリーがシャラボでインターンシップを受けていた時の、教官でした。

モロッコを旅していた時に見た、夕焼けに包まれたタルーダントの城壁の記憶がずっと私の中で残っています。それは突然、ビター・オレンジの木陰のような色合いに包まれ、温かい光が、歌を歌い出したかのように、わずか数分で、すべてを一変させたのです。その壮大な景色の想い出は、オレンジ・フラワー(ルイ14世も愛した)の水と共にいつも思い出されます。それは信じられないほど爽快で、キラメいていたのです。

マリー・サラマーニュ

ラルチザンの新しいオレンジの香りは、マリー・サラマーニュが訪れたモロッコ、タルーダントの想い出から生まれました。雄大なアンティアトラス山脈を背に、タルーダント城壁の街が夕陽に染まる夢のような瞬間からインスパイアされた香りです。

オレンジブロッサムに、ホワイトティーを重ね、まろやかにブレンドされたムスク(フィルメニッヒ社のヘルベトリド)とアンバーが香り全体を官能的に包み込みます。そして、ラストに、トンカビーンがムスクと絡み合いアーモンドのような心地よい余韻を生み出します。

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香水データ

香水名:イストワール ド オランジェ
原名:Histoire d’Orangers
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:マリー・サラマーニュ
発表年:2017年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/28,820円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム


トップノート:ネロリ、ホワイト・ティー
ミドルノート:オレンジ・ブロッサム、ムスク
ラストノート:トンカビーン、アンブロキシド