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メゾン・フランシス・クルジャン

【メゾン フランシス クルジャン】コロン プール ル マタン(フランシス・クルジャン)

メゾン・フランシス・クルジャン
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コロン プール ル マタン

原名:Cologne Pour Le Matin
種類:オーデコロン
ブランド:メゾン・フランシス・クルジャン
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2009年
対象性別:ユニセックス
価格:不明

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サガンの『悲しみよこんにちは』の朝の光の香り

当時新進気鋭の調香師だったフランシス・クルジャンが、2009年にメゾン・フランシス・クルジャンを創業した時に発表した7作品のうちの二つとして朝用と夜用のコロンを生み出しました。その朝用のコロンが「コロン プール ル マタン」でした。〝朝のためのコロン〟という意味です。

クルジャンが、フランソワーズ・サガンの著書『悲しみよこんにちは』の第一章からインスピレーションを得ました。太陽の光が彼女の顔を滑りながらヒロインが目覚める様子が描かれています。さらにクルジャン自身が両親の田舎の家の庭の朝の芝生の上を歩くことをイメージして生み出された香りでした。

まるでシチリアの大地の上に立ち、太陽の光を全身で浴びながら、完全に熟したレモンを摘み取り、素肌に向けて搾り上げたようなフレッシュな感覚からこの香りははじまります。そこにカラブリア産ベルガモットの肉厚のある苦みも加わり、冷たさと温かさを同時に感じることが出来るシトラスの柔らかな輝きに満たされてゆきます。

そして、すぐに、ホワイトムスクの風に乗り、ハーバルなホワイトタイムと、甘やかに澄み渡るソーピィーなラベンダーとオレンジ・ブロッサムが、心に清らかな安らぎを与えてゆくシダーウッドとひとまとめになり、満ち広がってゆきます。

やがて、ふんわりとさっぱりしたハーブとフローラルの余韻に包み込まれてゆきます。朝寝坊の喜び、コート・ダジュールで感じる、太陽の光と新鮮な花と緑とコバルトブルーの海と潮風と柑橘のカクテル。そんな穏やかで贅沢なひととき。

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香水データ

香水名:コロン プール ル マタン
原名:Cologne Pour Le Matin
種類:オーデコロン
ブランド:メゾン・フランシス・クルジャン
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2009年
対象性別:ユニセックス
価格:不明


シングルノート:ベルガモット、ラベンダー、タイム、アマルフィ・レモン、アフリカン・オレンジ・フラワー