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【グラフ】レセディ ラ ロナ IX(ナタリー・ベナロー)

その他のブランド
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レセディ ラ ロナ IX

原名:Lesedi La Rona IX
種類:オード・パルファム
ブランド:グラフ
調香師:ナタリー・ベナロー
発表年:2023年
対象性別:女性
価格:100ml/49,900円

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『太陽を盗んだ女』=イエローダイヤモンドの輝きを飲み干そう。

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グラフのダイヤモンドの品質とカットと研磨へのこだわりと同じように、フレグランスにも細心の注意を払い、最も優れた香料だけを使用し、フレグランスがグラフの価値観に反映されるようにすることを絶対条件に6種類の〝ダイヤモンドの香り〟を生み出してもらいました。

ローレンス・グラフ

ハイジュエラーにとって、ラグジュアリー・フレグランスは〝見えない宝石〟として、今ではリング、ネックレス、ブレスレットと同じように欠かせないアイテムになってきております。世界ではじめてハイジュエラーとしてフレグランスを生み出したヴァン・クリーフ&アーペルをはじめカルティエ、ブルガリ、ティファニー、ブシュロン、ショパールなどがフレグランスを定期的に発表しています。

そんな中、1960年に創業し、ロンドンのニューボンドストリートに本店を構えるハイジュエラー、グラフが、2018年4月にインターパルファム(ヴァン・クリーフ&アーペル、ロシャス、ジミー・チュウなどの香水ライセンスを持つ)とライセンス契約を結びました。60年の歴史の中ではじめて香水の分野への進出を決意したのでした。

ウォルター・ジョンセン

そして、インターパルファムの敏腕クリエイティブ・ディレクター、ウォルター・ジョンセンが、4つの『ダイヤモンドの香り』=グラフのシグネチャー・フレグランスを生み出して欲しいというミッションを与えられたのでした。

彼は早速、100人以上の調香師に試作品を依頼し、175の試作品を手にしたのでした。ちなみに彼は、ヴァン・クリーフ&アーペルやブシュロンといったハイジュエラーのフレグランスをクリエイティブしてきました。

膨大な試作品の中から、約2年の創作期間を経て、6種類の香りからなる「レセディ ラ ロナ フレグランス コレクション」が2020年3月にロンドンのハロッズで発表されたのでした。

このコレクションの第三弾として2023年に二つの香りが発売されました。そのうちのひとつ「レセディ ラ ロナ IX」は、モスコミュールとブラックティーがブレンドされた極上の紅茶の香りとしてシムライズの調香師であるナタリー・ベナローにより調香されました。

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史上二番目に大きなダイヤモンドの原石から生み出された第九の香水

「グラフ レセディ ラ ロナ」©GRAFF

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「レセディ ラ ロナ」とは、2015年11月にボツワナ共和国で発見された、史上2番目に大きなダイヤモンド原石の名です。1109カラットのLesedi La Rona(ザ レセディ ラ ロナ)は、原石が発見されたボツワナのツワナ語で「私たちの光」を意味します。

2017年9月、ローレンス・グラフはこのダイヤモンドを5300万ドル(約59億円)で購入しました。そして、この途方もないダイヤモンド原石の分析、カット、研磨のプロセスには18ヶ月以上かかり、その石から「グラフ レセディ ラ ロナ」と呼ばれる世界最大のスクエアエメラルドカットダイヤモンド(302.37カラット)とその他66個にカットされました。

ボトルデザインはこの302.37カラットのダイヤモンドからインスパイアされ、ファセットカットされたクリスタルの香水ボトルに収められました。

この香りは、〝数十億年もの間、密かに磨き上げられてきた奇跡のダイヤモンド〟のいまだかつてない美しさを、6つの極上の香りで表現しているコレクションです。

ちなみに史上最大のダイヤモンド原石は、1905年に南アフリカで発見されたカリナンです(イギリス国王エドワード7世へ66歳の誕生日の贈り物として贈呈された)。

このコレクションは、2023年2月に日本初上陸し、グラフ銀座本店、グラフ心斎橋店の2店舗から発売がスタートされました。

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モスコミュールとブラックティーがブレンドされた極上の紅茶の香り

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ザ ゴールデン エンプレス ©GRAFF

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「レセディ ラ ロナ IX」は、〝希少-温かさ-ディメンション(立体感)というテーマを、ティファニーと匹敵するブランドを代表するカラーダイヤモンド(10,000石に1石しか採れない)、イエローダイヤモンドに投影して生み出した香りです。

特にレソト王国のレッツェング鉱山で発見された132.55カラットのザ ゴールデン エンプレスからインスピレーションを得ています。

地球上から見る太陽よりも、宇宙空間から見る太陽の燃えるような五彩に煌めくまばゆさを解き放つ極上のイエローダイヤモンド。それは身につける太陽の輝きと言えます。この香りのテーマはシンプルに『太陽を盗んだ女』になることです。

『太陽を盗んだ女』の香りは、泡立つマダガスカル産ジンジャーが最初から最後まで、イエローの煌めきで素肌を包み込んでくれるようなスペシャルな感覚で満たしてくれます。すぐにピリっとスパイシーなカルダモンとレモンのように弾けるベルガモットが加わってゆきます。

そしてマダガスカル産シナモンとシダーウッドが溶け込み、のどの渇きを覚えさせるドライな感覚が広がってゆきます。この香りの面白さは、こののどが渇いたときに、極上の飲み物を与えてくれる所にあります。スモーキーなブラックティーが注ぎ込まれ〝飲むことが出来る濃厚なイエローダイヤモンド〟が誕生するのです。まるでダイヤモンドが弾けるモスコミュールを素肌で飲み干していくようです。

やがてトンカビーンのまろやかな甘さが、モスコミュール×ブラックティーとひとまとめになり、シャープさの中に壮麗な美と輝きを織り込ませ、黄と黒のコントラストで、あなた自身が太陽の輝きを継承していくのです。

ブルガリがハイジュエリーと紅茶の紳士同盟を締結することに成功したように、グラフが紅茶と紳士同盟を結ぶことに成功した、グラフの〝太陽のように眩しい絶世の美女による、おもてなしの香り〟です。

女性が身に纏うと、すべてはあなたを中心に回るようになり、男性が身に纏うと、蜜蜂が花の蜜を求めて一直線にやって来るように、輝いている女性を集める〝美しい女性をより輝かせる存在〟になることでしょう。紅茶の香り=ティー・フレグランスの傑作です。

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香水データ

香水名:レセディ ラ ロナ IX
原名:Lesedi La Rona IX
種類:オード・パルファム
ブランド:グラフ
調香師:ナタリー・ベナロー
発表年:2023年
対象性別:女性
価格:100ml/49,900円


トップノート:マダガスカル産ジンジャー、カルダモン、ベルガモット
ミドルノート:マダガスカル産シナモン、クラリセージ、ジャスミン、パリサンダー・ローズウッド
ラストノート:ブラックティー、クローブ、トンカビーン、シダーウッド