アレーグラ スペッタコローレ
原名:Allegra Spettacolore
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2022年
対象性別:女性
価格:50ml/22,880円、100ml/33,660円
公式ホームページ:ブルガリ
イタリアの花火を、アイリスとミルラで表現した香り
2021年に、ブルガリからパーソナライゼーションが可能な初のフレグランスコレクション『アレーグラ』が誕生しました。〝アレーグラ〟とは、イタリア語で〝快活な、陽気な〟という意味です。ブルガリが永遠の都と呼ぶローマ。その陽気な「甘い生活」の精神を、ハイジュエリーを生み出す自由かつ高貴な精神と結びつけた〝宝石の香りではなく、高貴なるローマ精神の香り〟です。
ベースとなる5種類のオード・パルファムに5種類のマグニファイングエッセンスを加えることで、好みの香りにアレンジすることが出来ます。ちなみにマグニファイングエッセンスは、ムスク、ベルガモット、ローズ、バニラ、パチョリであり単一成分で作られています。さらにそれぞれ単独でも使用することが出来るという優れものです。
無限の組み合わせがあるため、このコレクションを案内するスタッフには、究めつけのフレグランス・スペシャリストが求められる、あらゆるフレグランスの中でも最上級のコレクションと言えます。日本ではブルガリ銀座タワーとオンラインショップにて販売されています(世界中で200箇所でのみ販売されています)。
それぞれのオード・パルファムは、ローマ人の生活の1つの感情と側面に焦点を当てています。そして翌2022年1月28日にさらに二つのオード・パルファム「バチアーミ」「スペッタコローレ」と、ひとつのマグニファイングエッセンス「 ミルラ」が発売されました。
「スペッタコローレ=Spettacolore」は、イタリア語で〝spettacolare=派手な, 華麗な;目覚ましい, 並外れた〟と〝colare=色彩〟を組み合わせた造語です。イタリアの光の祭典「フェスタ・デラ・ルーチェ」の夜に打ち上げられる花火と、明るく華やかなムードを表現したこの香りは、ジャック・キャヴァリエにより調香されました。
最高品質のアイリスとミルラの天然香料を吟味し、ジャック・キャヴァリエはグラースの研究室で数週間を費やし、イタリアの光の祭典を彷彿とさせる完璧な材料の割合を見つけました。
太陽よりも輝く、イタリアの光の祭典の夜の女神になる。
私にとって「スペッタコローレ」は、夜の祝祭であり、花火やろうそくの明かりなど、夜の光から生まれる感情です。最初に私が選んだ材料はアイリスでした。なぜならアイリスはイタリアを象徴する原料の1つだからです。
アイリスの香りは魔法のようで、洗練されていて高級感があり、完全にユニークです。そして次にミルラを選んだのは、官能性と喜びだけでなく、お祭り気分や喜びに満ちた夜の雰囲気を思い出させるからです。
ジャック・キャヴァリエ
神戸のルミナリエの元祖である南イタリア・プッリャ州のスコッラーノで七夕の時期に行われる「ラ・フェスタ・ディ・サンタ・ドメニカ」で開催されるルミナリエや花火が打ち上げられる『光の祭典』がテーマであるこの香りは、〝光と香りのイリュージョン〟とも言える、香水をエンターテイメントの領域にまで高めた香りです。
そんな神秘的なエモーションを全身に吹き込んでくれる〝太陽よりも輝く、イタリアの光の祭典の夜〟の香りは、アイリスが持つ、甘くて、グリーンで、花粉のようで、儚くも美しく、気高い、そういったすべての魅力をアンバーとミルラにより、素肌の上に万華鏡のように映し出す『劇場型フレグランス』です。
静寂に包まれた、透き通るようなパープルのアイリスの夜空に、打ち上げられるミルラとアンバーの木と樹液(そしてパチョリの甘い囁き)の煌めきが、光と闇を対比させるように、いまだかつてないほど感情を揺り動かす、クリーミーな波にゆらりゆらめくアイリスを素肌に満ち広がらせてゆきます。
ターコイズブルーのキャップが付いた色彩豊かなナス色のボトルカラーは、イタリアの夜会でよく着用されるガウンのカラーを反映しています。
こちらもマグニファイングエッセンス(ムスク、ベルガモット、ローズ、バニラ、パチョリ、新しくミルラ)との相性も抜群に良く、〝ミステリアスにきらめき輝くアイリス〟の香りの雰囲気を変えることが出来ます。
香水データ
香水名:アレーグラ スペッタコローレ
原名:Allegra Spettacolore
種類:オード・パルファム
ブランド:ブルガリ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2022年
対象性別:女性
価格:50ml/22,880円、100ml/33,660円
公式ホームページ:ブルガリ
トップノート:アイリス
ミドルノート:ミルラ
ラストノート:アンバー