アニック・グタール(調香師)

アニック・グタール

【グタール香水聖典】そして、はじめて香水は感情を持つことになった。

1981年にアニック・グタールがパリのベルシャス通りに古本屋を改造した小さなフレグランス・ショップをオープンしました。すべては自分の〝感情〟に忠実に、愛する人たちと自分自身に向けて生み出されたフレグランスを生み出していったのです。
アニック・グタール

サーブル|世界初のイモーテル(ヘリクリサム)の香り

アニック・グタールは、1985年に最愛の夫のための香りを作りたいと思いました。その名は「サーブル」。それは二人が休暇を過ごしていた〝愛を育んでくれた島〟コルシカ島の砂浜=イモーテルの香りでした。
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ウール エクスキーズ|胸が張り裂けそうなほど美しいグリーンフローラルの香り

1981年に創業したアニック・グタールから1984年に発売された「ウール エクスキーズ」は、〝このうえなき時間〟という意味を持つ香りです。グリーンフローラルの香りは、アニック・グタールとアンリ・ソルサナにより調香されました。
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グランダムール|18年間、夫は毎週、愛する妻のために白い百合を…〝大いなる愛〟の香り

アニック・グタールが1996年に自分のために作ったフレグランスの名を「グランダムール」と申します。フランス語で〝真実の愛〟〝大いなる愛〟〝愛こそすべて〟を意味するこの香りは、アニック・グタールとイザベル・ドワイヤンにより調香されました。
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ガーデニア パッション|アニック・グタールが、京都の日本庭園で遭遇した梔子の香り

1980年代に夫と京都を訪れたアニック・グタールが、高台寺の日本庭園でガーデニア(クチナシ)に遭遇し、一瞬にしてこの花の不思議な魅力に取り憑かれました。そしてガーデニアをテーマに、1989年に生み出したのが「ガーデニア パッション」でした。
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オー デュ スッド|コート・ダジュールから吹き抜けるレモンバーベナの風

1995年にグタールが発売した「オー デュ スッド」は、〝南からの水〟という意味を持つ香りです。アニック・グタールが調香したこの香りは、〝地中海への愛〟の宣言です。
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オードシエル|グタールの天空の水、または〝天国から見守る母の水〟

まだブランド名がグタールではなく、アニック・グタールだった1985年に発売された「オードシエル」は、〝天空の水〟という名の香りです。アニック・グタールとモニーク・シュリンガーにより調香されました。
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パッション|ダイアナ元妃が愛したアニック・グタールのイランイランの香り

1981年の「オーダドリアン」の成功により、アニック・グタール(1946-1999)は、同年ベルシャス通りに一号店をオープンしました。そんな彼女が1983年に調香したのが「パッション」でした。
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オードカミーユ|子供の心が蘇る、大人のための童話。カミーユを覚醒させた香り

アニック・グタールは1982年に娘シャルロットのために「オードシャルロット」を創りました。そして、翌年1983年にもうひとりの娘カミーユのために、アイビー(ツタ)と刈り草とハニーサックルを混ぜ、「オードカミーユ」を生み出したのでした。
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オードシャルロット|アニック・グタールが娘シャルロットのために創った香り

1981年に生み出した「オーダドリアン」の成功により、同年ベルシャス通りに一号店をオープンしたアニック・グタールは、1980年に再婚した夫アラン・ムニエ(有名なチェリスト)の連れ子シャルロットのために1982年に「オードシャルロット」を調香しました。
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フォラヴリル|アニック・グタールのいちばんさいしょの香り

グラースで出会った、香水文化に一瞬で恋に落ち、生涯を〝香り〟に捧げたアニック・グタール(1946-1999)。彼女の記念すべきいちばんさいしょの香り「フォラヴリル」は、1980年に生み出されました。
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オーダドリアン|アニック・グタールが世界的な名声を獲得した香り

記念すべきアニック・グタール(1946-1999)の二作目の香り「オーダドリアン」は、1981年に、フランシス・カマイユの協力の下、生み出されました。そして、この年、『アニック・グタール』が創業されたのでした。
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プチシェリー オードパルファム|アニック・グタールの『娘への永遠の愛の宣言』

「プチシェリー」のオードトワレの印象は、みずみずしく透明感のある若々しさです。一方、オードパルファムは、この香りが作られたイメージ(=娘カミーユの幼い頃の頬の丸みや、小さな子の頬にふんわりとある産毛)して、思わず食べてしまいたくなるような愛らしさを香りで表現しています。
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ローズ アプソリュ|クレオパトラが愛したローズオットー風呂の香り

1970年にロベルテの調香師であるアンリ・ソルサナの弟子になったアニック・グタールは、1977年にトレーニングを終了し、1981年にブランドを創業しました。そして、1984年に師匠であるアンリ・ソルサナと共に生み出したのが「ローズ アプソリュ」でした。
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プチシェリー オードトワレ|死を予感した母が、愛する娘のために遺した香り

その香りの名は「愛しの我が娘」。1998年にアニック・グタールが死を予感し、20代の娘カミーユのために全身全霊を捧げて盟友イザベル・ドワイヤンと共に創り上げた香り。瑞々しい洋梨とピーチの甘酸っぱい香りに、ほのかに重なるベイビーのほっぺの香り。
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ス ソワール ウ ジャメ|〝今宵限り〟それはアニック・グタールの白鳥の歌

1999年に53歳で癌で亡くなったアニック・グタール自身が、イザベル・ドワイヤンと共に調香した最後のフレグランス<遺作>。トルコ産ローズが、女性の官能性を高めるアンブレットと結びつき、鼻腔で華々しくスパークリングするミステリアスな香りへと昇華していきます。
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