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シャネル

【シャネル】パリ ビアリッツ(オリヴィエ・ポルジュ)

シャネル
©CHANEL
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パリ ビアリッツ

原名:Paris – Biarritz
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:オリヴィエ・ポルジュ
発表年:2018年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、125ml/ 20,900円
公式ホームページ:シャネル

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シトラスとスズランが、波に乗ってやって来る

ビアリッツのシャネルブティック、1931年 ©CHANEL

それぞれの成分が水に浸されたかのように、肌の上に拡散するセンセーショナルな香りを生み出したいと思いました。三つの香りの中で、最もダイナミックであり、スポーティであり、爽快な元気をくれる香りだと思います。

オリヴィエ・ポルジュ

2018年5月に、シャネルから「レ ゾー ドゥ シャネル(シャネルの水)」シリーズが三作品発売されました。全てシャネルの四代目専属調香師オリヴィエ・ポルジュにより調香されました。

パリ ビアリッツ」は、ガブリエル・シャネルが愛した街ビアリッツからインスパイアされた、ダイナミックな波や吹き抜ける爽快な潮風をイメージしたフレッシュ・フローラルな香りです。

1915年に、ガブリエル・シャネルが、フランスの高級リゾート地ビアリッツに、初めてのクチュールハウスを、ホテル デュ パレ(ナポレオン3世がウジェニー皇后のために、「ヴィラ・ウジェニー」を、ビスケー湾を望むかの地に建てたものがその原型)の向かいにある別荘にオープンしました。

時を経て、1956年から57年にかけてビアリッツに、アーネスト・ヘミングウェイの『陽はまた昇る』の映画版の撮影のために、デボラ・カーとその恋人である脚本家ピーター・ヴィアテル(1920-2007)が滞在しました。

そして、カリフォルニア育ちのピーターは、プロデューサーのリチャード・ザナックと共に、サーフィンを始めたのでした。これをきっかけとして、ビアリッツは、サーフィンの聖地としても有名なスポットになったのでした。

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「ディオリシモ」が貴婦人なら、こちらはスポーティなマドモアゼル

©CHANEL

©CHANEL

シャネル2003年SSコレクション ©CHANEL

カール・ラガーフェルドがデザインしたサーフボードにちなんで、スポーティでフレッシュなイメージを演出しています。

オリヴィエ・ポルジュ

シャネルが生み出すスズランの香りは、ビアリッツの潮風と太陽の恵みを受けた青く苦いベルガモット、酸味を帯びたグレープフルーツとレモン、甘くジューシーなマンダリンオレンジといった果汁が、贅沢にスズランに降り注ぐ情景からはじまります。

だんだんとグレープフルーツとスズランに、爽やかなネロリが注ぎ込まれ、透き通るようなきらめきを与えてくれる中、ホワイトムスクが香り全体に涼しげな余韻を残してくれます。

ディオリシモ」がディオールのドレスを着た貴婦人なスズランであるならば、こちらは、スポーティな露出の高めのシャネルルックに身を包んだマドモアゼルなスズランでしょう。どこかボーイッシュで、甘いだけでなく、苦さもあり、でもうっとりするほど透き通る肌とまっすぐな心を持っているそんな女性のための香りなのです。

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香水データ

香水名:パリ ビアリッツ
原名:Paris – Biarritz
種類:オード・トワレ
ブランド:シャネル
調香師:オリヴィエ・ポルジュ
発表年:2018年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、125ml/ 20,900円
公式ホームページ:シャネル


トップノート:タンジェリン、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、オレンジ
ミドルノート:スズラン、ネロリ、グリーン・ノート
ラストノート:ホワイトムスク、パチョリ