バイレード表参道 BYREDO Tokyo Omotesando
2025年1月27日にバイレードの路面旗艦店が誕生しました。それまでは京都BALにある店舗が実質的な旗艦店的な立ち位置だったのですが、遂に、本当の旗艦店がブランドとして史上初めて日本に誕生することになりました。それにしても2025年に入り、バイレードの接客力は、どの店舗においても上がっています。
場所 東京・表参道
住所 東京都渋谷区神宮前5-12-1 マハール表参道 1F
電話 03-6433-5576
復活のバイレード、表参道に日本初の路面旗艦店を誕生させる。

©BYREDO

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バイレードとは、ハンサムなカナダ人男子学生とインド人のフライトアテンダントの女性が恋に落ち1975年に生まれたベン・ゴーラムにより、2006年に誕生したスウェーデンのニッチ・フレグランス・ブランドです。
2008年にはバーニーズ・ニューヨーク本店で取り扱われるという快挙を果たし、「ジプシーウォーター」「ブランシュ」といった二本柱を中心に、5~10種類の極めて少ない香料でブレンドされたそれぞれの香りは、瞬く間に、世界中のファッショニスタを虜にしてゆきました。
2019年には、念願の日本国内の旗艦店を新宿伊勢丹に出店し(2020年には梅田阪急出店も果たす)、2022年5月にロレアルに買収される噂で持ちきりだったバイレードは、6月にプーチに過半数株式を売却し、ベン・ゴーラムは経営からチーフ・クリエイティブ・オフィサーに専念することが発表されました。
そして、ピーター・フィリップス(現在はディオール)の後任として2015年1月1日から6年間シャネルのグローバル・クリエイティブ・メークアップ&カラー・デザイナーをつとめていたルチア・ピカを、2020年に立ち上げたコスメラインのクリエイティブイメージ&メイクアップパートナーとして迎え、今に至ります。
2025年1月27日に表参道にオープンした路面旗艦店は、原宿から表参道に向かって歩き、ディオール表参道店手前の道を右折して少しの場所にあります。この辺りは、表参道のラグジュアリーブティックで働く人々の穴場ランチスポットでもあり、ハイセンスな人々が歩いています。
一方で、渋谷から原宿に徒歩で向かう、インバウンドの人々がキャットストリート経由で散策しているため、常に賑わっています。
バイレード表参道には、フレグランスとルチアのメイクアップラインがフルで揃っているので、スタッフの方々は、ラグジュアリー・ブランドのスタッフのような洗練された対応をして下さります。
そしてスタッフ間の香りに対するロールプレイが頻繁に行われているようで、どのスタッフの方々も、自分の言葉で、バイレードの香りの公式の物語と独自の感性を結び付けたご案内をして下さります(ただひとつ問題があるとすれば、インバウンドのお客様も多いため、十分な接客が受けれない事が増えていることです)。
こちらの旗艦店を訪問すれば、セレクトショップで、オシャレアイテムとしてなんとなく置いてあった時代とは、遥かにグレードアップした本来の魅力がどんどん伝わることでしょう。
