フェートンフレグランスフィールド
世界中が暗黒時代に突入する直前の2019年に、金沢駅近くにオープンしたフェートン フレグランスロングバーは、長らく関東・東海・関西地方の香水愛好家にとって『まぼろしの香りのシャングリラ』のような存在でした。このフェートンが遂に2025年8月27日に、石川県外に初出店となる関西初上陸することになりました。
場所 大阪・梅田
住所 大阪府大阪市北区角田町8‐7 阪急うめだ本店 3F
電話 06-6361-1381
香水愛好家の〝理想郷〟がここにあります。
©Phaeton Fragrance
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©Hankyu Beauty
金沢のフェートンで主任をつとめておられる女性販売員の方が、オープンしたばかりのこの新店舗におられたので、素性を明かさずにお話ししていました。
本当に素晴らしい香りに対する知識と、他のブランドに対する探求心もお持ちの方でした。やがて10分ほどお話ししているうちに、カイエデモードであることを言い当てられ、より深いお話をさせて頂く事になりました。細かい内容はお伝えすることは出来ませんが、後日、彼女の下でトレーニングを受けた、女性販売員の方とお話ししていて、確信したことがありました（眼鏡をかけた女性ですが、この方が本当に素敵です。Z世代の女性なので、同世代だと話が弾むことでしょう）。
素晴らしい香水接客を、新人の販売員がしていくためには、その情熱に応えられる超一流のトレーナーじゃないとダメだということでした。丁度、セリーヌで優秀な販売成績を上げている知人の販売員の方とも話していたのですが、ラグジュアリー・ブランドの接客業において、何年その職種に従事しているかよりも、どの人の下で学んだかということが重要なのです。
フェートンの素晴らしさは、ワクワクするような『香りのシャングリラ』を提供して下さる販売員の方々の、イキイキとした接客にあります。この空間を作り出したことは何よりも素晴らしく、一言で言いますと、言葉を失わせる素晴らしい『香水体験』が出来ることでしょう。
今、香水購入が、モノ消費からコト消費へと移行しつつあります。それはひとつひとつの香りに対するストーリーシェアリングだけでなく、誰から購入したかという『思い出』と、店舗の世界観も重要だということです。