究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

女優モード図鑑

ジーン・セバーグ

【勝手にしやがれ】ジーン・セバーグとジャン=ポール・ベルモンド

この作品で主役のミシェルとパトリシアを演じたジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグは国際的な大スターとなり、そのスタイルは、60年代の若者に大いに影響を与えました。特に、ジーン・セバーグのベリーショートの髪型が世界的に爆発的に流行しました。
ジーン・セバーグ

『勝手にしやがれ』Vol.3|フランス人形のようなボーダーワンピース

『勝手にしやがれ』でジーン・セバーグが着たファッションは、パリモード界にさえもヌーヴェルヴァーグを起こしました。そして、ジーン・セバーグは「ヌーヴェルヴァーグの女神」となったのでした。
ジーン・セバーグ

『勝手にしやがれ』Vol.2|ファム・アンファンなジーン・セバーグ

この作品が撮影された当時、ジーン・セバーグは『聖女ジャンヌ・ダーク』と『悲しみよこんにちは』でハリウッド女優の卵として注目されていたものの、興行的大失敗を経験していました。しかし、ゴダールは、ジーンのファム・アンファン(少年っぽい女の子)な魅力に強く惹かれていました。
スポンサーリンク
ジーン・セバーグ

『勝手にしやがれ』Vol.1|ジーン・セバーグとセシルカット

ゴダールの「この映画の主人公のチンピラの相手役の女性は『悲しみよこんにちは』のセシルの三年後です」と言う一言がセバーグの心にとても響きました。そして、再びセシルカットで出演したジーン・セバーグによりこのヘアスタイルは、社会現象になるほどの大流行を巻き起こしたのでした。
オードリー・ヘプバーン

【昼下りの情事】オードリー・ヘプバーンとユベール・ド・ジバンシィ

オードリー・ヘプバーンがユベール・ド・ジバンシィと本格的にタッグを組んだ『パリの恋人』に次ぐ第二弾の作品となります。(『麗しのサブリナ』は、二人の出会いの作品であり、ジバンシィが彼女のためにデザインしたのではなく、ジバンシィのデザインしたオートクチュールからオードリーが衣裳を選んだ)。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.4|オードリー・ヘプバーンとアリアーヌ巻き

アリアーヌ巻きを永遠のものにしたこのラストシーン。列車というものが永遠の別れを人々に連想させる時代だった1950年代。キャサリン・ヘプバーン主演の『旅情』(1955)においてもそうであったように、別れと一房の花という組み合わせは、清々しささえも見るものに与えてくれます。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.3|オードリーのカクテルドレスとサブリナパンツ

オードリー・ヘプバーンという女優の恐ろしさは、カジュアルウエアを、エレガントなドレスのように着こなし、リトルブラックドレスを、自分の第二の肌のようにフィットさせ、さらにイブニングドレスを、妖精が誕生したかのような透明感(しかもどこか控えめな表情をつけて)で易々と着こなすところにあります。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとパンツスーツ

オードリー・ヘプバーンという女優の上手さは、チャールズ・チャップリンの上手さにとてもよく似ています。それは恐るべき変身能力の高さと、そういったことをあっけらかんとやってのけるところにあります。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.1|オードリー・ヘプバーンとリトルブラックドレス

本作において当時28歳のオードリーは、19歳の役柄を演じるために、センター分けボブのサイドを内巻きにしたり、二つくくりにして、本物のティーンエイジャーに見えるような無理のない若々しさを演出しました。
ジェームズ・ボンド

【007 カジノ・ロワイヤル】ダニエル・クレイグのニュー・ボンド誕生

ダニエル・クレイグの六代目ジェームズ・ボンド第一弾。「金髪のボンド」に対してミスキャストだという前評判の中、シリーズの原点回帰を図ったこの作品は、いざ公開されると筋骨隆々で若々しくファッショナブルなニュー・ボンドに世界中は熱狂することになりました。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.14|エヴァ・グリーンとサンタ・マリア・ノヴェッラ

長年私が愛用している香水はサンタ・マリア・ノヴェッラのザクロ(メルグラーノ)です。私がそれについてどれだけ愛しているかあなたに語ることが出来ないほど愛しています。友人からは、この香りはあなたの香りねと言われるほどです。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.13|エヴァ・グリーンとヴェルサーチェ

男性が、ダニエル・クレイグの水着姿を見て、「肉体で、女性をときめかせる男性になりたい!」と刺激を受ける一方で、このデイドレスは、女性が、「露出することなく、男性をときめかせる女性になりたい!」と刺激を受けるドレスなのです。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.12|エヴァ・グリーンの美容哲学

本作でエヴァ・グリーンは、ビキニになることなく、ことさら美脚を曝け出すこともなく、パープルとブラックの二着のイブニングドレスによって、ビキニが示す以上の女性としてのグラマラスを体現することに成功しました。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.11|エヴァ・グリーンとグッチ

特に2006年秋コレクションのためにフリーダ・ジャンニーニがデザインしたグッチのホワイトパンツスーツを、エヴァ・グリーンは見事に着こなしています。つまりは、ジェームズ・ボンドに〝洗練〟の二文字を与えた人は、ヴェスパー・リンドだったのです。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.10|エヴァ・グリーンとジョルジオ・アルマーニ

衣裳デザイナーのリンディ・ヘミングスは、ヴィンテージ・ファッションに深い造詣を持つエヴァ・グリーンなら、オープニング・ファッションは、「キャサリン・ヘプバーンのようなパンツルック」でも着こなせるはずだと考えました。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.9|カテリーナ・ムリーノと第四のボンドガール「M」

ジェームズ・ボンドが、バハマでアバンチュールを過ごす人妻役としてカテリーナ・ムリーノ(1977-)が登場します。第二のボンドガールです。カテリーナは、イタリア・サルデーニャ島のカリャリで生まれました。
ボンド ガール

『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.8|イワナ・ミルセヴィッチとロベルト・カヴァリ

本作のボンドガールは、エヴァ・グリーンをメインに、カテリーナ・ムリーノとイワナ・ミルセヴィッチがサブという3人体制です。そして、一番最初に登場するのが、悪漢ル・シッフルの愛人ヴァレンカに扮するイワナ・ミルセヴィッチです。
その他の現代の女優たち

『ロミオ+ジュリエット』Vol.3|クレア・デインズと天使の翼

クレア・デインズは、現在継続中のテレビシリーズ『ホームランド』でも、CIAの諜報部員を見事に演じ上げている本当に素敵な女優です。本作の素晴らしいところは、ロミオ役のレオナルド・ディカプリオのこの世のものとは思えない美しさに対して、同じような美女をジュリエット役に持ってこなかったところにあります。
カトリーヌ・ドヌーヴ

【昼顔】カトリーヌ・ドヌーヴとイヴ・サンローラン

美しい若妻のセヴリーヌをカトリーヌ・ドヌーヴが体当たりで演じ、女優としての確固たる地位を確立する。イヴ・サンローランがドヌーヴの全ての衣裳のデザインを担当した。サファリルック、ミリタリールック、白襟のリトルブラックドレスといった後世のファッションシーンに大いなる影響を与え続けることになるファッション・ムービーの金字塔。
カトリーヌ・ドヌーヴ

『昼顔』Vol.6|カトリーヌ・ドヌーヴはサンローランのミューズに

1966年9月26日、イヴ・サンローランがリヴ・ゴーシュに一号店をオープンしたとき、カトリーヌ・ドヌーヴは来賓として招かれました。そして、サンローランが直接、彼女のためのスタイリングをサポートしたのでした。
スポンサーリンク
スポンサーリンク