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【クロエ】アトリエ デ フルール マグノリアアルバ(ルイーズ・ターナー)

クロエ
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アトリエ デ フルール マグノリアアルバ

原名:Atelier des Fleurs Magnolia Alba
種類:オード・パルファム
ブランド:クロエ
調香師:ルイーズ・ターナー
発表年:2019年
対象性別:女性
価格:50ml/18,370円、150ml/33,440円

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新たなるフレグランス・コレクション『アトリエ デ フルール』とは?

©Chloé

クロエから2020年4月24日(フランスでは2019年10月21日に発売)に発売された新たなるフレグランス・コレクション『アトリエ デ フルール』は、9種類の花々の香りからはじまりました。

それはお花屋さんで好きな花を選んでブーケを作るように、〝香りのブーケ〟を作ったり、一輪挿しの花を愛するように〝一輪挿しの香り〟を楽しむ〝香りのフラワーアレンジメント〟です。

それぞれの花の香りは、ルイーズ・ターナー、クエンティン・ビスク、アマンディーヌ・ クレール・マリー、シドニー・ランセスールといった6人の一流調香師たちの記憶に根ざした、プライベートな想い出にまつわるストーリーから生まれています。

つまり、クロエ(コティ社)がファッション・フレグランスの方で行っている市場調査に基づいて作られた香りではなく、完全に調香師たちに、ひとつの花(もしくは木)のイメージ(シングルノート)を選んでもらい、一切の制限なく〝香りの芸術〟を追求してもらった香りなのです。

このコレクションは、クロエの銀座店と新宿伊勢丹のフレグランス・コーナーでのみ販売されています。
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Magnolia × alba=ギンコウボク(銀厚朴)とは?

©Chloé

そのうちのひとつ「マグノリアアルバ」は、ルイーズ・ターナーにより調香されました。それは彼女自身が、生まれ育った「イングランドの庭園」ケント州の晴れた朝を思わせる、自宅の庭に植えられた、つぼみが開いたばかりのマグノリアの花びらから漂う、ほのかにクリーミーな香りです。

Magnolia × albaとは、日本名をギンコウボク(銀厚朴)と呼び、ホワイトシャンパカとも呼ばれます。

10mくらいの高木に咲く花であり、花びらが開ききったら香りがなくなります。うっとりと酔わせるようなフルーティーな香りが特徴です。

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星降るマグノリアのきらめきに愛される香り

©Chloé

冬から春へと移り行く晴れた暖かな朝、春の訪れを教えてくれる、爽やかなレモンのようなマグノリアが、頭上から星降るように、新鮮な空気を広がらせていくようにしてこの香りははじまります。

やがてフルーティーな甘やかさと共に、グリーンな葉と茎、アーシィーな土、ウッディな木の香りが、クリーミーに溶け合いながら、うっとりと酔わせるような〝春が自然に輝いている甘さ〟で全身を満たしてゆくのです。

最高品質のMichelia Alba Flower Oilが使用されています。キラキラとマグノリアの星々が全身に降り注ぎ続けるとても贅沢な〝きらめくマグノリアに愛される香り〟です。

「ダマスクローズ」と合わせると華やかなブーケに、「ネロリ」や「ラベンダー」と合わせると新鮮なブーケに、とクロエはオススメしています。
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香水データ

香水名:アトリエ デ フルール マグノリアアルバ
原名:Atelier des Fleurs Magnolia Alba
種類:オード・パルファム
ブランド:クロエ
調香師:ルイーズ・ターナー
発表年:2019年
対象性別:女性
価格:50ml/18,370円、150ml/33,440円


シングルノート:マグノリア