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1976年の映画

ロバート・デ・ニーロ

【タクシー・ドライバー】ミリタリージャケットと元祖へそ出しルック

この作品の影響を受け、レーガン大統領暗殺未遂事件(1981年3月30日)が引き起こされたように、当時の世界中の青年に与えた影響は絶大でした。トラヴィス症候群と呼ばれる〝オレだけのアイリスを探して〟生きる男たちの心を今も捕らえて離さないこの作品が、ファッション・シーンに与えた影響は、以下の五点でした。
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『タクシー・ドライバー』Vol.7|シビル・シェパードとダイアン・フォン・ファステンバーグ

シビル・シェパード(1950-)が演じたベッツィーが着ているファッションは、70年代半ばの〝夢と希望に満ちた独立した女性〟を象徴するファッションでした。特に、中盤に登場するダイアン・フォン・ファステンバーグのラップドレスを着た彼女は自信に満ち溢れていました。
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『タクシー・ドライバー』Vol.6|ジョディ・フォスターとジョン・ヒンクリーJR

『タクシー・ドライバー』は、世界中の青少年に良くも悪くも大きな影響を与え続けています。トラヴィスを見て「これはオレの姿だ!」と雷に打たれたかのように、ある種の男子を覚醒させてしまう力があります。ジョン・ヒンクリーJR(1955-)も21才の時、そんな風に覚醒した男子の1人でした。
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『タクシー・ドライバー』Vol.5|13才のジョディ・フォスターがストリートガールに

人類の歴史のなかで最も踏み込んではいけない敷地に、ジョディ・フォスター(1962-)は踏み込んでいきました。それは、13才の少女が、12才の売春婦を演じることです。より正確に言うと、街角に立つ街娼(ストリートガール)です。
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『タクシー・ドライバー』Vol.4|ハーヴェイ・カイテルのポン引きファッション

ソフト帽にランニングシャツ、タイトな黒パンツという異様な出で立ちで登場するのが、12歳の売春婦アイリス(ジョディ・フォスター)のポン引きスポーツです。ハーヴェイ・カイテル(1939-)が演じるこの役柄のファッションは、その後、本物のポン引きの間で大流行したのでした。
ロバート・デ・ニーロ

『タクシー・ドライバー』Vol.3|ロバート・デ・ニーロとM65フィールドジャケット

『タクシー・ドライバー』のロバート・デ・ニーロのモヒカンヘアは、ハーヴェイ・カイテルの長髪と同じく、特殊メイクアップ・アーティストのディック・スミスにより馬の毛で作成されました。全く違和感のないところが、デ・ニーロの凄い所です。
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『タクシー・ドライバー』Vol.2|トラヴィス=デ・ニーロの肉体改造

スコセッシ×デ・ニーロの素晴らしさは、初対面の美女に対して言ってはならない台詞を連発して、見事に即デートすることになったトラヴィスの成功の実例が、ファッションからありとあらゆるものまで、実生活で参考にならない〝負のファンタジー〟として描き切った所にあります。
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『タクシー・ドライバー』Vol.1|ロバート・デ・ニーロとタンカースジャケット

男が男に惚れる映画と言えば聞こえは良いのですが、当時、同世代の女性の立場から見ると「絶対にモテないだろうな」と思わせる映画。そんな作品の代表格がこの『タクシー・ドライバー』なのです。まず間違いなくこの作品を見た後、鏡を見るたびに「You talkin' to me?(オレになんかようか?)」なんて言ってみたくなる作品。
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