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	<title>フラカ | カイエ・デ・モード</title>
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	<description>【映画/音楽の中のファッション＆香水】を徹底的に分析するファッション＆アパレル業界人のための学習サイト</description>
	<lastBuildDate>Mon, 17 Aug 2026 11:17:48 +0000</lastBuildDate>
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	<title>フラカ | カイエ・デ・モード</title>
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		<title>フラカ｜はじまりからおわりまで官能的な『チューベローズの女王』</title>
		<link>https://cahiersdemode.com/fracas/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[黒水仙]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Aug 2026 11:15:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[その他のブランド]]></category>
		<category><![CDATA[1948年の香り]]></category>
		<category><![CDATA[ジェルメーヌ・セリエ]]></category>
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		<category><![CDATA[チューベローズの香り]]></category>
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					<description><![CDATA[フラカ 原名：Fracas 種類：パルファム ブランド：ロベール・ピゲ 調香師：ジェルメーヌ・セリエ 発表年：1948年 対象性別：女性 価格：不明 目次 ディオール、ジバンシィ、バルマンにチャンスを与えた男1948年、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="box"><strong><span style="font-size: 13pt;">フラカ</span></strong></p>
<p>原名：Fracas<br />
種類：パルファム<br />
ブランド：ロベール・ピゲ<br />
調香師：ジェルメーヌ・セリエ<br />
発表年：1948年<br />
対象性別：女性<br />
価格：不明</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-153943" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fw2ple-e1786730061204.jpg" alt="" width="250" height="238" /></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ディオール、ジバンシィ、バルマンにチャンスを与えた男</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">1948年、〝チューベローズの女王〟フラカの戴冠式</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ジェルメーヌ・セリエという女性調香師</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">『双頭の鷲』のエドウィジュ・フィエールへの愛の告白の香り</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">はじまりからおわりまで官能のチューベローズによろめいて。</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">マドンナとマリリン・モンローとブリジット・バルドーが愛した香り</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">香水データ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="news_headline1"><span id="toc1">ディオール、ジバンシィ、バルマンにチャンスを与えた男</span></h2>
<div id="attachment_153957" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153957" class="wp-image-153957 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/CtOwU5UMK8n9ZsCE7vNjMh-e1786760667791.webp" alt="" width="500" height="483" /><p id="caption-attachment-153957" class="wp-caption-text">ロバート・ピゲと助手をつとめるクリスチャン・ディオール。</p></div>
<div id="attachment_153994" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153994" class="wp-image-153994 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/372062-e1786958675724.jpg" alt="" width="500" height="531" /><p id="caption-attachment-153994" class="wp-caption-text">ロベール・ピゲに新しいショーのプレゼンテーションをするクリスチャン・ディオール。</p></div>
<div id="attachment_153958" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153958" class="wp-image-153958 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/dorien-leigh-e1786761288549.png" alt="" width="500" height="398" /><p id="caption-attachment-153958" class="wp-caption-text">ドリアン・リーがロベール・ピゲのカクテルドレスを着用し、リチャード・アヴェドンによってパリのヘレナ・ルビンスタインのアパートで撮影された写真。ハーパーズ バザー、1949年10月号。</p></div>
<div id="attachment_153959" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153959" class="wp-image-153959 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/a51f645f8208daa2840605f6a22a9eaf.jpg" alt="" width="400" height="589" /><p id="caption-attachment-153959" class="wp-caption-text">ハーパーズ バザー、1946年6月号。</p></div>
<div id="attachment_153960" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153960" class="wp-image-153960 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/ae0d5bba93164763139de95668f29f14.jpg" alt="" width="400" height="546" /><p id="caption-attachment-153960" class="wp-caption-text">ヴォーグ、1949年3月号</p></div>
<p><span style="color: #ff0000;">クリスチャン・ディオール</span>に、最初のチャンスを与えたファッション・デザイナーがいました。まだ30代前半だった1937年に、〝ファッションのプリンセス〟と呼ばれるこの人物に抜擢され、彼のメゾンで2年間専任デザイナーとして活躍したことにより、後のディオールのニュールックの青写真は出来上がったのでした。その人の名を<span style="color: #ff0000;">ロベール・ピゲ</span>（1898－1953）と申します。</p>
<p>彼こそが<span style="color: #ff0000;">ピエール・バルマン</span>の才能を最初に見抜いた人であり、<span style="color: #ff0000;">ユベール・ド・ジバンシィ</span>、<span style="color: #ff0000;">マルク・ボアン</span>にも最初のチャンスを与えた人でした。後にディオールのファッションイラストで人気を得る<span style="color: #ff0000;">ルネ・グリュオー</span>も、戦後彼との仕事で、キャリアの土台を築いてゆきました。</p>
<blockquote><p>ピゲは、真の優雅さはシンプルさの中にのみ宿ることを知っており、それを私に教えてくれました。彼には本当に感謝しています。何よりもまず、私がまだ経験の浅い頃にもかかわらず、私を信頼してくれたことに感謝しています。</p>
<p>クリスチャン・ディオール</p></blockquote>
<blockquote><p>ピゲのスタイルは、控えめで、シンプル、そして洗練されており、まさに真の良識そのものでした。</p>
<p>ユベール・ド・ジバンシィ</p></blockquote>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc2">1948年、〝チューベローズの女王〟フラカの戴冠式</span></h2>
<div id="attachment_153948" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153948" class="wp-image-153948 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/b76eae7e0ef79d5de295220914492154.jpg" alt="" width="400" height="535" /><p id="caption-attachment-153948" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<blockquote><p>もし私が香水を作るなら、1つではなく、少なくとも2つの香水を作るだろう。女性にはそれぞれ2つの香水が必要だ。1つは、実質的に男性的な生活を送る昼間用、もう一つは、誘惑しなければならない夜用だ。</p>
<p>前者は、かなりドライで、バーレー葉のタバコ、上質な革、贅沢な木材、さらに紅茶、そしてシャンゼリゼ通りの栗の木々の間を吹き抜ける朝の風が放つ、あの何とも言えない香りを連想させるものにしたい。後者は、陶酔感を誘い、極めて女性的で、オリエンタル的ではないものの温かみがあり、ある種の恐るべき微笑みのように、危険な約束に秘めた香りにしようと努めるだろう。</p>
<p>ロベール・ピゲ</p></blockquote>
<p>そんな20世紀の第二次世界大戦及び大戦後の新時代のファッション業界におけるチャンスメーカーだったロベール・ピゲ（彼自身、ポール・ポワレの下で1922年から一年間修業し、1933年に自身のブランドを創業しました）は、戦争中の1943年にパルファン・ロベール・ピゲを設立しました。</p>
<p>そして当時としては非常に珍しかった女性調香師の<span style="color: #ff0000;">ジェルメーヌ・セリエ</span>（1909－1976）を起用し、1944年にブランド初の香水として、世界初のレザーシプレの香り「<span style="color: #ff0000;">バンディ</span>」を誕生させました（1947年に彼女は史上初めての本格的なグリーン香水「<span style="color: #ff0000;">ヴァン ヴェール</span>」を生み出しています）。</p>
<p>さらに、1948年に、20世紀ではじめてチューベローズが主役として脚光を浴びた香り「<span style="color: #ff0000;">フラカ</span>」が、セリエの調香により誕生し、ピゲの最も成功した香水となりました。</p>
<p>〝フラカ〟とは、フランス語で〝喧噪、大音響〟を意味します。チューベローズの香りは、ユリに近いのですが、魅惑的なカンファーのようなニュアンスを帯びているのが特徴です。</p>
<p>1980年代前半に「フラカ」は廃盤となりました。その後、アメリカの企業により、ピゲの香水は蘇ることになります。1996年に<span style="color: #ff0000;">ピエール・ネグリン</span>により復刻され、2008年には<span style="color: #ff0000;">オーレリアン・ギシャール</span>により再調香されました。</p>
<p>1951年7月にロベール・ピゲは、元々病弱だったこともあり、ファッションハウスを閉め、引退しました。ドレスの方も<span style="color: #ff0000;">エディット・ピアフ</span>など多くの著名人に愛されていました。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc3">ジェルメーヌ・セリエという女性調香師</span></h2>
<div id="attachment_153950" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153950" class="wp-image-153950 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fracas-piguet-vintage-perfume-ad.jpg" alt="" width="400" height="540" /><p id="caption-attachment-153950" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<div id="attachment_153949" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153949" class="wp-image-153949 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/RPParfums_FracasEDP_ChaosGirl.webp" alt="" width="400" height="518" /><p id="caption-attachment-153949" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<blockquote><p>香水界には伝説的な伝説的な香水があり、伝説的な調香師がおり、そして人々を夢中にさせる香水がある。「フラカ」はそのすべてを兼ね備えており、これは、想像以上に稀なハットトリックである。</p>
<p>さらに驚くべきことに、「フラカ」はチューベローズという小さな白い花（ローズとは無関係で、その名は、この植物の塊茎状の根系を表すラテン語に由来する）をコンセプトに作られている。チューベローズは強烈な香りを放つ一方で、調香師の間では扱いが難しい原料として悪名高い。おそらく、だからこそ「フラカ」の調香師であるジェルメーヌ・セリエはその難題を見事に成し遂げたのだろう。</p>
<p>チャンドラー・バール（ニューヨーク・タイムス、2008年）</p></blockquote>
<p>「フラカ」が先駆的な香りである理由は、ボルドー生まれの女性調香師の性格を反映している為と言えます。当時ルール・ベルトラン・デュポン社に在籍し、チーフ・パフューマーの<span style="color: #ff0000;">ジャン・カール</span>とライバル関係にあったジェルメーヌ・セリエは、あらゆる意味で先駆者でした。</p>
<p>科学者でありながら、商売も理解し、さらに、嗅覚という媒体で創作活動を行う芸術家であり、<span style="color: #ff0000;">ジャン・コクトー</span>などの芸術家と深い親交を結んでいました。</p>
<p>外見はファッション・モデルのように背が高く、大きな青い瞳を持つ、とても優雅でスタイリッシュな目を惹くキャサリン・ヘプバーンに似た女性でした。しかし、機知に富み、彼女の口から出る言葉は、どんなに華やかな言葉遣いも下品さを失わせるほどで、自由奔放で、ヘビースモーカーで、物怖じせず率直な生まれながらの芸術家肌の人でした。</p>
<p>ルール社からキャリアをスタートさせた<span style="color: #ff0000;"><a target="_self" style="color: #ff0000;" href="https://cahiersdemode.com/jacques-polge/">ジャック・ポルジュ</a></span>は、セリエが時折グラースを訪れていたことを覚えていました。</p>
<div class="blank-box bb-red">彼女は私たちのオフィスにやって来て、ただ気楽に雑談をしたり、タバコを吸ったりしていました。ある時、工場から彼女に電話がかかってきました。『セリエさん、あなたの調合レシピの総量が足りていません。バランスを取るために何を入れたらいいでしょうか？』彼女は『好きなものを入れて！』と答えて、受話器を乱暴にバタンと置いた。</div>
<p>セリエは、時には、まるで画家が筆の代わりに指を使うように、手で原料を混ぜ合わせたりもしました。それはフォーヴィスム（野獣派）と抽象主義の扉を香水の世界に向けて開きました。このことにより、非常に強いコントラストを持つ異なる色合いや強さを組み合わせていく、合成香料を駆使した、不協和音の美学を創造しました。</p>
<p>その妥協のない姿勢は、あるファッション・ショーのランウェイを歩くモデルたちの下着を手に入れ、こっそりと匂いを嗅いで「最高の女らしさとは何か」を捉えようとしたほどでした。そんな彼女にピゲは、基本的なアイデアを与えたあとは、自由に創作させました。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc4">『双頭の鷲』のエドウィジュ・フィエールへの愛の告白の香り</span></h2>
<div id="attachment_153991" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153991" class="wp-image-153991 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/576f9c33f033af676936dfbf.avif" alt="" width="400" height="561" /><p id="caption-attachment-153991" class="wp-caption-text">エドウィジュ・フィエール</p></div>
<p><iframe loading="lazy" title="L&amp;apos;Aigle à deux têtes (1948) | Drame romantique | Jean Cocteau | Edwige Feuillère, Jean Marais" width="1251" height="938" src="https://www.youtube.com/embed/yFe1jrc2frU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<blockquote><p>「フラカ」は、香水でまだすべてを表現できた芸術的で豊かな時代の最後の作品です。マーケティングの束縛がないので、好きなように自分を表現できました。</p>
<p>ピエール・ブルドン</p></blockquote>
<p>1947年に公開された、<span style="color: #ff0000;">ジャン・コクトー</span>が監督した映画『双頭の鷲』。セリエは、この作品の中で絶世の美男子<span style="color: #ff0000;">ジャン・マレー</span>の向こうを張る、大人の色気がムンムンする王妃を演じた、フランスの女優<span style="color: #ff0000;">エドウィジュ・フィエール</span>（1907－1998）への愛の告白として、この女優にぴったりな香りとして「フラカ」を調香しました。セリエは女性に対して恋愛感情を持つ女性だったと言われています。</p>
<p>彼女は、天然香料の品質に非常にこだわる人で、他の調香師が臆病におそるおそる使う香料の魅力を引き出すことを好んでいました。この作品において、アンフルラージュで抽出したチューベローズの精油とチューベローズコンクリートを使用しました。</p>
<p>処方の3分の1以上は、チューベローズ58というルール社のベースで構成されており、ピーチを思わせるγ-ウンデカラクトン（C-14）やココナッツを思わせるγ-ノナラクトン（C-18）などの素材から独特の脂肪分のあるフルーティーな香りがします。</p>
<blockquote><p>「フラカ」の秘密は、ジェルメーヌ・セリエのスタイルの力強さとチューベローズの力強さの「信じられないほど複雑」な絶妙なバランスにあるのかもしれない。</p>
<p>セリエは、インド産チューベローズ・アブソリュートをたっぷりと盛り込み、それによって圧倒的な力強さと「シヤージュ」（香りの軌跡）を生み出した。優れた調香師は皆そうであるように、彼女もまたイリュージョニストだった。よりリアルで、より生々しいチューベローズの香り（この花は、インドールと呼ばれる重い分子のために脇の下や生肉、腐敗臭がします。ジャスミンも同様にインドールを多く含んでいる）を実現するために、彼女は大量のチュニジア産オレンジブロッサム・アブソリュートを加え、さらに天文学的に高価なフランス産ジャスミンとイタリア産イリスルートバターを加えました。</p>
<p>そのうえ、天然のヴァイオレットリーフを加えて、甘く重厚な香りに爽やかで鋭く、みずみずしいグリーンのニュアンスを与え、アイリスでウッディな深み、合成シベット（洗っていない建設作業員の匂い）で力強さ、合成香料C18で滑らかでミルキーな柔らかなトロピカルな質感、そして発泡性を与えるためにメチルアントラニレートで活気を加えました。その結果、シグネチャーとなる香り、肌への持続性、そして拡散性――これら3つすべてが驚くべきものとなった。またしてもハットトリックです。</p>
<p>チャンドラー・バール（ニューヨーク・タイムス、2008年）</p></blockquote>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc5">はじまりからおわりまで官能のチューベローズによろめいて。</span></h2>
<div id="attachment_153951" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153951" class="wp-image-153951 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/FracasExtraitmodelbanner-square-e1786750993283.webp" alt="" width="500" height="500" /><p id="caption-attachment-153951" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<div id="attachment_153952" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153952" class="wp-image-153952 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/Fracas_vintage_square-e1786751045409.webp" alt="" width="500" height="500" /><p id="caption-attachment-153952" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<div id="attachment_153953" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153953" class="wp-image-153953 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/a-product-photography-composition-featur_mGGIEJTRQZC9vdwFHn0K0g_1lbgZhqNRsqCiDSc-mEgkQ-e1786751078395.webp" alt="" width="400" height="534" /><p id="caption-attachment-153953" class="wp-caption-text">© 2026 Robert Piguet</p></div>
<blockquote><p>「フラカ」は香水界におけるチューベローズの代表的な存在であり、それはセックスしたすぐ後の、とても熱い肉体の匂いを彷彿とさせます。他の香水も官能的な要素をほのめかしていることはありますが、「フラカ」は最初から最後まで官能そのものです。</p>
<p>ロジャ・ダヴ</p></blockquote>
<blockquote><p>ローズは簡単だが、ジャスミンはより難しく、チューベローズはもっともっと難しいと断言します。チューベローズ・アブソリュートは花の香りがしません。代わりに、それは酩酊感があり、ワックス状で攻撃的であり、花の繊細さを表現するために溶液で処理する必要があります。</p>
<p>「フラカ」において、セリエは、チューベローズを他の成分でバランスよくすることで、非常に丸みがあり、柔らかく、落ち着いた香りで作り上げています。バランスは完璧で、余分なものは一切ありません。わずか20種類強の成分で作られています。彼女の処方は常に非常に簡潔です。</p>
<p>パトリシア・ド・ニコライ</p></blockquote>
<p>漆黒のボトルから飛び出す〝<span style="color: #ff0000;">よろめきの白</span>〟。この香りを身にまとう女性の肌に〝<span style="color: #ff0000;">理想の白</span>〟を生み出してくれます。吸いつきたくなるようなヌードな肌に重ね合わせられた汚れのない白、こんな肌を持つ女性に男性が直面したら、どのような衝動に突き動かされるものでしょう？</p>
<p>まだチョモランマの頂に人類が到達したことがなかった1948年に、その前人未到の頂に匹敵する、難攻不落の魅惑の花の香りの登頂に挑んだ女性調香師がいました。彼女が生み出したチューベローズの香りは、日本では手に入らないのですが、欧米世界においては、チューベローズ香水の不滅の聖杯して、今も根強く愛されています。</p>
<p>そんな「フラカ」は、遠くからチョモランマや富士山の全景を視野に捉えた瞬間の感動的なチューベローズの息吹からはじまります。ファンファーレのようにベルガモットとマンダリン・オレンジが高らかにシトラスシャワーを鳴り響かせる中、ジューシーなピーチとオレンジ・ブロッサムと共に、チューベローズはふくよかな香りを広がらせてゆきます。それはまるで<span style="color: #ff0000;">コレット</span>が「<span style="color: #ff0000;">若い女性の乳首の香り</span>」と喩えたようなそんなチューベローズのフレッシュな香りに包まれてゆきます。</p>
<p>この香りの魅力は、最高峰の山の麓に到達した時のように、ふいに花の美しさよりも、五感を刺激するグリーンノートの広がりと、その中からヒヤシンスと鈴蘭、水仙、カーネーションが、ピリっしたハーバルなスパイシーさと共に、静やかに花々を開花させていく瞬間にあります。いよいよ何かがはじまる〝予感〟がこの香りのミドルに存在するのです。</p>
<p>つまりはどこまでもドラマティックな空気にめまいさえも覚えてしまうのが、この香りを寵愛する人と嫌悪する人を生み出す理由なのでしょう。</p>
<p>そして女神が光臨するのです。ジャスミン、ガーデニア、オスマンサス、ローズなどの花々を従え、衣装替えした甘やかなチューベローズが再び到来するのです。まるで摘みたての花束に囲まれ、世界はチューベローズのためにあると言わんばかりに、ムスク、サンダルウッド、アンバー、オークモス、ベチバー、シダーの喝采を浴び、その名の示すとおりに、際限のないゴージャスな、魅惑的でくすぶるようなバルサミック・クリーミーな輝きで着用者の素肌と心を満たしてゆきます。</p>
<p>花々の中に存在するインドールが、ここまで潔く、その存在を感じさせる香りはなかなか存在しません。インドールという腐敗していく果実と花を思わせ刺激臭は、あらゆるものの生命に宿命づけられている土にかえることを予感させてくれます。この死の気配があるからこそ、ジョルジュ・バタイユ風に言うなら、この香りには『禁断の媚薬』のムードが存在するのです。</p>
<p>「フラカ」のチューベローズの魅力は、朽ち果てる寸前の、もっとも生き生きと花の香りを発散させていく、生命の謳歌と、背後に迫る死神の予感を同時に感じさせられるところにあります。</p>
<p>普段、ナチュラルなメイクで、その楚々とした女性美を輝かせている女性が、フルメイクで、ほれぼれするような美貌を、スティレットヒールやミニワンピでさらに引き立たせ、自信と魅力を引き出し、なまめかしく誇示していくような、抗し難い魅力で包み込んでくれる〝<span style="color: #ff0000;">見えないヌード</span>〟効果を生み出してくれる香りです。</p>
<p>つまりは、この香りを身に纏っている美女に対して、男性が取る反応は、まぶしすぎて直視出来ないということです（ある意味、世界でもっともモテない香水とも言えます）。偉大なる誘惑者の神秘のオーラを感じさせながらも、同時に、その中に身を包み込みたくなるような、力強さと優しさを同時に感じさせる、サンクチュアリのような香りも感じさせます。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc6">マドンナとマリリン・モンローとブリジット・バルドーが愛した香り</span></h2>
<div id="attachment_153987" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153987" class="wp-image-153987 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/110521.png" alt="" width="500" height="359" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/110521.png 800w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/110521-768x551.png 768w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" /><p id="caption-attachment-153987" class="wp-caption-text">イザベル・ユーペル、2012年 ©Robert Piguet</p></div>
<div id="attachment_153988" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153988" class="wp-image-153988 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fracas.jpg" alt="" width="500" height="479" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fracas.jpg 959w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fracas-768x735.jpg 768w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" /><p id="caption-attachment-153988" class="wp-caption-text">イザベル・ユーペル、2012年 ©Robert Piguet</p></div>
<div id="attachment_153989" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-153989" class="wp-image-153989 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/tumblr_7d29d41df49082d7d6833380cab42a14_c4f190a7_1280-e1786926266348.jpg" alt="" width="400" height="494" /><p id="caption-attachment-153989" class="wp-caption-text">イザベル・ユーペル</p></div>
<blockquote><p>「フラカ」の神秘的なオーラは、この香りを知り愛するすべての人々の間に、ある種の共犯関係を生み出します。自然でありながら洗練され、致命的でありながら母性的な香り。</p>
<p>まさに唯一無二で、独特のオーラに包み込んでくれる真の味方であり、常に私に寄り添う存在である。</p>
<p>イザベル・ユーペル</p></blockquote>
<p>この香りを愛している現代の著名人の代表格は、<span style="color: #ff0000;">マドンナ</span>と<span style="color: #ff0000;">イザベル・ユーペル</span>（1953－、『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』と『エル ELLE』でセザール賞主演女優賞、『ヴィオレット・ノジエール』と『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭女優賞、『主婦マリーがしたこと』と『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞しているフランスの大女優）でしょう。</p>
<p>かつては、<span style="color: #ff0000;">マリリン・モンロー</span>（No.5をつけていない時はこの香りを付けていた）、<span style="color: #ff0000;">リタ・ヘイワース</span>、<span style="color: #ff0000;">エヴァ・ペロン</span>、<span style="color: #ff0000;">ブリジット・バルドー</span>など蒼々たるレジェンドが愛用してきた香水です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-153969" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/openingnight_bornunicorn1.png" alt="" width="500" height="303" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/openingnight_bornunicorn1.png 1000w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/openingnight_bornunicorn1-768x465.png 768w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" /></p>
<p>ジョン・カサヴェテスの名画『オープニング・ナイト』（1977）でジーナ・ローランズ扮する主演の舞台女優マートルの楽屋に「フラカ」が置いてあります。</p>
<p><span style="color: #ff0000;">ルカ・トゥリン</span>は『<span style="color: #ff0000;">世界香水ガイド</span>』で、「バター様 チューベローズ」と呼び、「ある友人が、フェラーリはどうすればあんなゴージャスな赤になるのか説明してくれたことがある。まず全体をシルバーに塗り、6層の赤を重ね、最後に透明ピンクのニス塗りをするそうだ。ジェルメーヌ セリエが聞いたらうなずくだろう」</p>
<p>「彼女の最高傑作であるフラカは80年代のわびしい時期を経て、アメリカの会社から蘇った。セリエの作品にはつきものの今では存在しないベースがいくつかあったが(→バンディ)、できるだけオリジナルの品質に近づくよう整えられた。フラカをみごとにしているのは、トップまでのバターのようなすばらしいノートだ。それはカモミールと、ブレッドのようなアイリスタッチの素敵な残香のおかげである。ピンクとシルバー、その間にはチューベローズの赤がある」と5つ星（５段階評価）の評価をつけています。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc7">香水データ</span></h2>
<p>香水名：フラカ<br />
原名：Fracas<br />
種類：パルファム<br />
ブランド：ロベール・ピゲ<br />
調香師：ジェルメーヌ・セリエ<br />
発表年：1948年<br />
対象性別：女性<br />
価格：不明</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-153943" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2026/08/fw2ple-e1786730061204.jpg" alt="" width="250" height="238" /><br />
トップノート：ピーチ、チュニジア産オレンジブロッサム・アブソリュート、ヒヤシンス、グリーン・リーブス、マンダリン・オレンジ、ベルガモット<br />
ミドルノート：インド産チューベローズ・アブソリュート、フランス産ジャスミン、ガーデニア、オスマンサス、水仙、鈴蘭、カーネーション、ホワイト・アイリス、ヴァイオレット、コリアンダー、ゼラニウム、ローズ<br />
ラストノート：ムスク、サンダルウッド、アンバー、オークモス、ベチバー、シダー、ベンゾイン</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>カーナル フラワー｜天国と地獄を引き寄せるチューベローズの香り</title>
		<link>https://cahiersdemode.com/carnal-flower/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[黒水仙]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 15 Jul 2023 13:22:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[フレデリック・マル]]></category>
		<category><![CDATA[2005年の香り]]></category>
		<category><![CDATA[カーナル・フラワー]]></category>
		<category><![CDATA[シャロン・ストーン]]></category>
		<category><![CDATA[チャンドラー・バール]]></category>
		<category><![CDATA[チューベローズの香り]]></category>
		<category><![CDATA[ドミニク・ロピオン]]></category>
		<category><![CDATA[フラカ]]></category>
		<category><![CDATA[ルカ・トゥリン]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://cahiersdemode.com/?p=51338</guid>

					<description><![CDATA[カーナル フラワー 【特別監修】Le Chercheur de Parfum様 原名：Carnal Flower 種類：オード・パルファム ブランド：フレデリック・マル 調香師：ドミニク・ロピオン 発表年：2005年 対 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="box"><strong><span style="font-size: 13pt;">カーナル フラワー</span></strong></p>
<div class="micro-top micro-right" style="text-align: right;">【特別監修】<a rel="noopener" target="_blank" style="color: #fe8737;" href="https://lechercheurdeparfum.com/"><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #fe8737; text-decoration: underline;">Le Chercheur de Parfum様</span></span></a></div>
<p>原名：Carnal Flower<br />
種類：オード・パルファム<br />
ブランド：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/all-about-frederic-malle/"><span style="text-decoration: underline;">フレデリック・マル</span></a><br />
調香師：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/dominique_ropion/">ドミニク・ロピオン</a><br />
発表年：2005年<br />
対象性別：ユニセックス<br />
価格：10ml／10,890 円、30ml／27,720円、50ml／37,290円、100ml／53,130円<br />
販売代理店ホームページ：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://latelierdesparfums.jp/products/carnal-flower-edp?">ラトリエ デ パルファム</a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-101163" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/815-e1661643000563.jpg" alt="" width="250" height="215" /></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">前人未到のチューベローズを生み出そう！</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">18ヶ月の歳月と、690回の試作の果てに生み出された香り</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">天国と地獄を引き寄せるチューベローズの香り</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">キャンディス・バーゲンとシャロン・ストーン</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">香水データ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="news_headline1"><span id="toc1">前人未到のチューベローズを生み出そう！</span></h2>
<div id="attachment_78629" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-78629" class="wp-image-78629 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/5c87231b-b891-441e-8d2d-ed0e5722602e.jpg" alt="" width="400" height="553" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/5c87231b-b891-441e-8d2d-ed0e5722602e.jpg 800w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/5c87231b-b891-441e-8d2d-ed0e5722602e-361x500.jpg 361w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/5c87231b-b891-441e-8d2d-ed0e5722602e-740x1024.jpg 740w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/5c87231b-b891-441e-8d2d-ed0e5722602e-768x1063.jpg 768w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /><p id="caption-attachment-78629" class="wp-caption-text">©FREDERIC MALLE</p></div>
<blockquote><p>自然の素晴らしさは、めったにない嗅覚的な衝撃を与えてくれるところにあります。そして、チューベローズこそが、その最良の一例です。</p>
<p>天然のチューベローズは、3種類のにおいをレイヤードするように香り立ちます。植物の持つみずみずしさ、猛烈なカンファー、ミルクのような滑らかさ、これらが比率を変えながら、天秤のバランスを取るように香るのです。</p>
<p>フレデリック・マル</p></blockquote>
<blockquote><p>チューベローズの濃度が異常に高いが、コンテンポラリーな作品であることも一目でわかる。その理由のひとつは、フレッシュな葉の香りにあり、ドミニク・ロピオンは花のパウダリーな面を非常に控えめなボリュームで表現することで、全体をよりクリアにしている。だから本当にチュベローズの香りがするのだ。</p>
<p>チャンドラー・バール（ニューヨーク・タイムズ、2021年）</p></blockquote>
<p>「<span style="color: #ff0000;">肉感的な花（または、官能的な花）</span>」という名のこの香りは、チューベローズという自然界を代表するカメレオン・フラワーの生態を、女性の本能に絡め合わせた香りです。</p>
<p>フレデリック・マルが、チューベローズの香りの元祖であり、最高のものと考えるロベール・ピゲの「<span style="color: #ff0000;">フラカ</span>」を讃えた香りであり、あくまでも「フラカ」の物まねではない、チューベローズの生涯をひとつの香りにしてみようと試みたとんでもない香りです。</p>
<p>そのためマルは、ヘッドスペース分析により、チューベローズの一生に渡る香気成分を丹念に観察するところからすべてをスタートしたのでした。</p>
<p>ちなみに、1999年に<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/all-about-serge-lutens/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">セルジュ・ルタンス</span></a>が「<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/tubereuse-criminelle/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">テュベルーズクリミネル</span></a>」（クールなチューベローズの香り）を生み出すまで、ほとんどのチューベローズの香りは「フラカ」の延長線上にある香りでした。</p>
<blockquote><p>ドミニクは現在、最もスキルの高い調香師のひとりだろう。そして、彼はいつも新しい考えに対してオープンだ。他のトップ調香師たちは、常に柔軟な考えを持っているとは限らない。</p>
<p>フレデリック・マル</p></blockquote>
<blockquote><p>スパイシーなトーンとまったく対照的なチューベローズが、注ぎ込まれたホワイトムスクによって、揮発性と永続性を併せ持つ卓越した力強さを表現しています。</p>
<p>ドミニク・ロピオン</p></blockquote>
<p>新たなるチューベローズの香りの創造を、〝香りの世界におけるチョモランマだ！〟と考えたマルは、<span style="color: #ff0000;"><a target="_self" style="color: #ff0000;" href="https://cahiersdemode.com/dominique_ropion/">ドミニク・ロピオン</a></span>に調香を依頼しました。その理由は、彼こそが、花の香りを創造することが最も巧みな調香師の一人だと考えていたからです。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc2">18ヶ月の歳月と、690回の試作の果てに生み出された香り</span></h2>
<div id="attachment_151820" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-151820" class="wp-image-151820 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2023/07/3214V10N_5-e1778970512983.webp" alt="" width="500" height="500" /><p id="caption-attachment-151820" class="wp-caption-text">©FREDERIC MALLE</p></div>
<blockquote><p>チューベローズの香りは、人生経験を積まないとマスターできない香りだと言えます。それは愛についての詩を作ることに似ています。</p>
<p>この香りでは、チューベローズのさまざまなファセットを万華鏡のように映し出すことにより、チューベローズの幻想を再現しています。</p>
<p>ドミニク・ロピオン</p></blockquote>
<p>「信じられないほど本物に近いチューベローズの香りを作る」というこの香りの壮大なテーマは、2003年に、ドミニク・ロピオンがマルのもとに持って来た、開発されたばかりの<span style="color: #ff0000;">チューベローズ・アブソリュート（IFF）</span>からはじまりました。</p>
<p>このアブソリュートはインドで1年に1回、決まった時間帯にのみ採取されるチューベローズを最新の分子蒸留で、マルのためだけに抽出したスペシャルブレンドでした。</p>
<p>最初のころの試作品は、感覚に訴える必要のないルームスプレーとしては素晴らしいチューベローズの香りだったのですが、肌に馴染み、感情を語るものではありませんでした。</p>
<p>マルのアドバイスを受けて、ドミニクは、チューベローズの生涯の各ステージにおいて蒸発している成分をヘッドスペース分析で解析し、「写真的リアリズム（現実をありのまま描き出す）」の香水をパズルのピースを埋めるように作り出していったのでした。</p>
<p>そのため、天然のチューベローズの四つの側面を描き出しています。</p>
<ol>
<li>太陽のような側面・・・<span style="color: #ff0000;">オレンジブロッサム・アブソリュート</span>と<span style="color: #ff0000;">サリチル酸メチル</span>の使用。</li>
<li>葉を含めたグリーンな側面・・・マルがパリに住んでいたとき、毎週お花屋さんからイタリアのチューベローズを配達させていました。そして、ドミニクの試作品と香りを比較した際、大量のグリーンノートが必要だと感じました。しかし、非常に興味深いのは、その事実に気づくのに1年かかったということです。</li>
<li>セクシャルな側面・・・カンファーにも似た香気を放つシネオール（別名ユーカリプトル。ユーカリを構成する香りのひとつ）をユーカリ・アブソリュートでさらに強調。</li>
<li>フルーティーな側面・・・ラクトンをメロンとココナッツで強調することによって。</li>
</ol>
<div class="information-box common-icon-box">大量のグリーンノートが必要だと感じたきっかけは、マルが異母姉妹の結婚式でサントロペに行った時のことでした。フレッシュなガーデニアを母の庭から採り、ラペルに挿しました。そして、マルの隣に座った女性が扇子をあおぐと、そのガーデニアの香りがマルの顔にまで飛んできて、マルは30分もの間、ガーデニアのグリーンノートがいかにして働くのかを考えるきっかけになったのでした。やがて、式の最中に教会から抜け出し、ドミニクに「君がここに何を入れるべきかが分かった！」と電話したのでした。</div>
<p>累計690回もの試作が行われ、18ヶ月かけて調香されたこの香りのために、フレグランス史上最高のクオリティの天然のチューベローズ・アブソリュート（50％の高濃度）が使用されました。</p>
<p>ちなみに690回の試作とは、<span style="color: #ff0000;"><a target="_self" style="color: #ff0000;" href="https://cahiersdemode.com/all-about-frederic-malle/"><span style="text-decoration: underline;">フレデリック・マル</span></a></span>のフレグランスの中でも記録的な回数でした。それは香りの組み合わせを確認するための作業ではなく、ほとんどは、無駄な香料を削ぎ落としていくための作業（でありながら、香りの持続とバランスを保つため）に費やされていました。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc3">天国と地獄を引き寄せるチューベローズの香り</span></h2>
<div id="attachment_101159" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-101159" class="wp-image-101159 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/carnal-flower-editions-de-parfums-frederic-malle-001-1152x1728-1-e1661642342149.jpg" alt="" width="400" height="600" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/carnal-flower-editions-de-parfums-frederic-malle-001-1152x1728-1-e1661642342149.jpg 800w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/carnal-flower-editions-de-parfums-frederic-malle-001-1152x1728-1-e1661642342149-768x1152.jpg 768w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /><p id="caption-attachment-101159" class="wp-caption-text">©FREDERIC MALLE</p></div>
<blockquote><p>偉大なる香りに共通しているのは、矛盾を具現化することに成功しているということです。</p>
<p>フレデリック・マル</p></blockquote>
<blockquote><p>私は彫刻家や建築家のように香水を生み出すという考え方が好きだ。天然香料で構築することを科学的に研究し、その核心に向かっていくと、突然、魅了されるような美しさが現れるのです。その瞬間、私は天にも昇る思いになるのです。</p>
<p>ドミニク・ロピオン</p></blockquote>
<p>ツンと澄ましている美女を遠巻きに眺めながら、「ああいう美人は嫌いです」と言っていた男性が、思いがけず、彼女から笑顔を振りまかれた瞬間に、その美女の魔性にやられてしまう感覚。</p>
<p>気品があり、扇情的で、野生の本能で生きているような恐ろしさもあり、男を蕩けさせる甘さもある、そんな〝填まり込んでしまうと、骨の髄までしゃぶりつくされてしまう〟天国と地獄を引き寄せる美女の香り。<span style="color: #ff0000;">このチューベローズをそんな美女が身に纏うと、世界は明らかに良い方向に進まない気がします。</span></p>
<p>ドミニク・ロピオンが、私が調香した中で、「エレガントでありながら、最も官能的な花の香り」と断言したこの香りは、朝露にきらめくベルガモットが苦々しく弾け、砕かれた葉や茎のようなフレッシュグリーンに包み込まれるような、透明感からはじまります。</p>
<p>すぐにユーカリとメロンというこの香りのチューベローズの共犯者が登場します。</p>
<p>バナナのようなイランイランが到来する中で、メロン（オスマンサスのようでもある）が、フルーティーな側面を優しく照らします。一方で、現われしジャスミンに対して、ユーカリは、アロマティックなアクセントによってグリーンノートのみずみずしさを演出してゆきます。</p>
<p>舞台は整えられました。いよいよ壮大なるチューベローズの光臨となります。グリーンノートとカンファーとサリチル酸メチルが結びつきながらも、キャンディのような甘ったるさが出ないように細心の注意が払われています。</p>
<p>そこに、オレンジブロッサム・アブソリュートが加わることにより、ユーカリによるグリーンノートの多面性がチューベローズを支配するようになるのです。この香りの天才性は、ユーカリこそが、本当の魔性の源であるところにあるのです。</p>
<p>そして、メロンとココナッツとムスクが、チューベローズに、母性の象徴ともいえるミルクの側面を開花させながら、肌の中にゆっくりと溶け込んでいくように篭絡していくのです。マルは、これを身に纏うと女性はこう言いたくなるはずだと言っています。</p>
<p>「<span style="color: #ff0000;">さぁ来て、私にキスしてちょうだい</span>」と。まさにこの最後の言葉のためにある香りです。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc4">キャンディス・バーゲンとシャロン・ストーン</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-101160" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/b12535a5eb9d2f059011996c8334dad0-e1661642450594.jpg" alt="" width="400" height="601" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/b12535a5eb9d2f059011996c8334dad0-e1661642450594.jpg 800w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/b12535a5eb9d2f059011996c8334dad0-e1661642450594-768x1154.jpg 768w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /><br />
ちなみにフレデリック・マルにとってのこの香りのインスパイア源は、叔母で女優の<span style="color: #ff0000;">キャンディス・バーゲン</span>（1946－）でした。1971年に彼女がジャック・ニコルソンと競演した『<span style="color: #ff0000;">愛の狩人</span>（カーナル・ナレッジ）』こそが、この香りの解説書なのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-78632 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/62301-sub4-b-e1661642525467.jpg" alt="" width="400" height="592" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/62301-sub4-b-e1661642525467.jpg 800w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/62301-sub4-b-e1661642525467-768x1138.jpg 768w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-101161" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/6a6e36ea-e97a-4ab3-9053-b7120c70fd7a.jpg" alt="" width="400" height="500" /></p>
<p>そして、フレデリック・マルがこの香りから連想するのは、「金髪で、洗練されていて、カリフォルニア風で、性的な魅力を隠そうともしません」とマルが表現した『氷の微笑』（1992）の<span style="color: #ff0000;">シャロン・ストーン</span>です。</p>
<p><span style="color: #ff0000;">ルカ・トゥリン</span>は『<span style="color: #ff0000;">世界香水ガイド</span>』で、「カーナル フラワー」を「きらめくフローラル」と呼び、「カーナル フラワーのトップノートは幸福感にあふれたすばらしいもので、健全な俗っぽさのチューベローズと、豊かで誘うように新鮮なジャスミンの間で、完璧に計算されたフローラルのアコードがきらめいている」</p>
<p>「<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/jean_claude_ellena/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">エレナ</span></a>とは違い、ロピオンは古典的な作風の調香師で、基調の作りが非常に堅固で、持続性があり、豊かで、合成香料でしっかりと支えられている。つけたての最初の突風がおさまると、カーナル フラワーはおもしろいことに、忘れ去られようとしている80年代の大作である「イザティス」（ジバンシィ）や「<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/byzance/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">ビザーンス</span></a>」（ロシャス）へと近づいていく。真面目で贅沢で一日中香りの続く、名人の作品」と4つ星（５段階評価）の評価をつけています。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc5">香水データ</span></h2>
<p>香水名：カーナルフラワー<br />
原名：Carnal Flower<br />
種類：オード・パルファム<br />
ブランド：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/all-about-frederic-malle/"><span style="text-decoration: underline;">フレデリック・マル</span></a><br />
調香師：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/dominique_ropion/">ドミニク・ロピオン</a><br />
発表年：2005年<br />
対象性別：ユニセックス<br />
価格：10ml／10,890 円、30ml／27,720円、50ml／37,290円、100ml／53,130円<br />
販売代理店ホームページ：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://latelierdesparfums.jp/products/carnal-flower-edp?">ラトリエ デ パルファム</a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-101163" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/10/815-e1661643000563.jpg" alt="" width="250" height="215" /><br />
トップノート：ベルガモット、メロン、ユーカリ<br />
ミドルノート：イランイラン、ジャスミン、チューベローズ、サリチル酸メチル<br />
ラストノート：チューベローズ、オレンジブロッサム、ココナッツ、ムスク</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【グッチ】グッチ ブルーム（アルベルト・モリヤス）</title>
		<link>https://cahiersdemode.com/gucci_bloom/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[黒水仙]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Apr 2017 00:52:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[グッチ]]></category>
		<category><![CDATA[2017年の香り]]></category>
		<category><![CDATA[アルベルト・モリヤス]]></category>
		<category><![CDATA[アレッサンドロ・ミケーレ]]></category>
		<category><![CDATA[グッチ・ブルーム]]></category>
		<category><![CDATA[ジャスミンの香り]]></category>
		<category><![CDATA[チューベローズの香り]]></category>
		<category><![CDATA[フラカ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://cahiersdemode.com/?p=9696</guid>

					<description><![CDATA[グッチ ブルーム 原名：Gucci Bloom 種類：オード・パルファム ブランド：グッチ 調香師：アルベルト・モリヤス 発表年：2017年 対象性別：女性 価格：50ml／16,500円、100ml／23,100円 販 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="box"><strong><span style="font-size: 13pt;">グッチ ブルーム</span></strong></p>
<p>原名：Gucci Bloom<br />
種類：オード・パルファム<br />
ブランド：グッチ<br />
調香師：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/alberto_morillas/"><span style="text-decoration: underline;">アルベルト・モリヤス</span></a><br />
発表年：2017年<br />
対象性別：女性<br />
価格：50ml／16,500円、100ml／23,100円<br />
販売代理店ホームページ：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://latelierdesparfums.jp/collections/gucci/products/gucci-bloom-edp-spray"><span style="text-decoration: underline;">ラトリエ デ パルファム</span></a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-30946 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/521982_99999_0099_002_100_0000_Light-150ml-e1650912754187.jpg" alt="" width="250" height="219" /></p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/all_about_gucci_bloom/" title="【グッチ】グッチ ブルーム シリーズの全て" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="320" height="198" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/02/0939f1ab-f472-4601-a113-7a0e76cb8c1a-e1687997141761-320x198.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/02/0939f1ab-f472-4601-a113-7a0e76cb8c1a-e1687997141761-320x198.jpg 320w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/02/0939f1ab-f472-4601-a113-7a0e76cb8c1a-e1687997141761-240x148.jpg 240w, https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2019/02/0939f1ab-f472-4601-a113-7a0e76cb8c1a-e1687997141761-640x396.jpg 640w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">【グッチ】グッチ ブルーム シリーズの全て</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">2015年にアレッサンドロ・ミケーレがグッチのクリエイティブ・ディレクターに就任し、はじめて彼の完全プロデュースの下で生み出されたフレグランス。それが「グッチ ブルーム」です。そのコンセプトは、21世...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://cahiersdemode.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">cahiersdemode.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.09.13</div></div></div></div></a>
</div>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アレッサンドロ・ミケーレ初のウィメンズ・フレグランス</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">フラワーパワーに包まれてトリップする香り</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">謎が謎を呼ぶ不思議な花ラングーンクリーパー</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">チューベローズから、研ぎ澄まされた刃を削ぎ落とした香り</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">キャンペーンモデルにトランスジェンダーを起用</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">香水データ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="news_headline1"><span id="toc1">アレッサンドロ・ミケーレ初のウィメンズ・フレグランス</span></h2>
<div id="attachment_94990" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-94990" class="wp-image-94990 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/4886715100313742p33zoom-e1650912122226.jpg" alt="" width="400" height="553" /><p id="caption-attachment-94990" class="wp-caption-text">©GUCCI</p></div>
<div id="attachment_88402" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-88402" class="wp-image-88402 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/hbz-gucci-in-bloom-00-index-1500315788-e1650912184432.jpg" alt="" width="500" height="441" /><p id="caption-attachment-88402" class="wp-caption-text">©GUCCI</p></div>
<blockquote><p>私は何よりもグリーン・フレグランスが欲しかった。たくさんの花や植物で埋め尽くされた広大な庭園、白い花々が芳醇に勇ましく香る、そんな香りが欲しかったのです。</p>
<p>庭園とは、女性の美しさと同じく、カラフルで、ワイルド、多様性に富む場所です。「グッチ・ブルーム」は、そのような庭園が、実際に目の前に広がっているかのように、貴女を誘う香りなのです。</p>
<p>アレッサンドロ・ミケーレ</p></blockquote>
<p>ローマで生まれ育った一人の天才ファッション・デザイナーが、2015年に「<span style="color: #ff0000;">新生グッチ旋風</span>」を巻き起こしました。その人の名を<span style="color: #ff0000;">アレッサンドロ・ミケーレ</span>（1972－）と申します。</p>
<p>1997年から2002年にかけて、<span style="color: #ff0000;">フェンディ</span>でハンドバッグをデザインし、2002年に<span style="color: #ff0000;">トム・フォード</span>により、グッチのハンドバッグのデザインチームに引き抜かれ、ミケーレのグッチ人生がはじまるのでした。</p>
<p>そして、2004年以降は、新たなるクリエイティブ・ディレクターとなった<span style="color: #ff0000;">フリーダ・ジャンニーニ</span>の下で黙々とレザーのアクセサリー・デザイナーをしていたのでした。そんな42歳の男性が2015年に突然脚光を浴びることになるのでした。</p>
<blockquote><p>2年の歳月を経て、グッチに匂いを与えることができた。</p>
<p>アレッサンドロ・ミケーレ</p></blockquote>
<p>ミケーレが初めてプロデュースしたウィメンズ・フレグランス「<span style="color: #ff0000;">グッチ ブルーム</span>」が、日本で発売されたのは、2017年8月9日のことでした。グッチのフレグランスを2017年まで一度も手がけたことのなかった<span style="color: #ff0000;"><a target="_self" style="color: #ff0000;" href="https://cahiersdemode.com/alberto_morillas/"><span style="text-decoration: underline;">アルベルト・モリヤス</span></a></span>により調香されました。</p>
<p>ちなみにグッチのフレグランス・ライセンスを保有しているのはコティ社です。</p>
<p>ミケーレから突然、プライベート・フォンに電話を貰ったモリヤスは、「明日ローマでお会いできますか？」という問いかけに、二つ返事でYESと答えたのでした。それはモリヤスにとって非常に現実離れした体験でした。</p>
<p>「なんと次の日に彼と会ったローマの場所は、とんでもなく大きなスタジオで、グッチのファッション・デザイナーの圧倒的な存在感を感じ取りました！」とのこと。そして、二人三脚で4ヶ月かけて「グッチ ブルーム」を生み出したのでした。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc2">フラワーパワーに包まれてトリップする香り</span></h2>
<div id="attachment_30948" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-30948" class="wp-image-30948 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/GUCCI-Bloom-2017-Saudi-Arabia-spread-InBloom-X3-e1650912249802.jpg" alt="" width="500" height="298" /><p id="caption-attachment-30948" class="wp-caption-text">©GUCCI</p></div>
<p><iframe loading="lazy" title="Gucci Bloom: The Campaign Film" width="1251" height="704" src="https://www.youtube.com/embed/wafe6kDBb6c?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<blockquote><p>最近では、手がけるフレグランスを厳選するようになりました。私は人と密接に連絡を取り合いながら、仕事をするのが好きです。そして、それが創作へのエネルギーになります。一方、ブランドの一方的な要望によってアイデアが希薄になるのは好きではありません。</p>
<p><a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/all_about_bvlgari/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">ブルガリ</span></a>とは20年近く前から素晴らしい関係を築いており、そのおかげで、彼らが何を望んでいるのか、すぐに理解できます。「グッチ ブルーム」では、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレと非常に密接に仕事をし、彼は最初から最後までフレグランスのデザインに深く関わってくれました。</p>
<p>ブルガリでは石が、グッチではファッションが重要です。でも、肝心なことは昔のように、10本のフレグランスを同時に手掛けたくないということです。疲れていたら、ハッピーではないし、ハッピーでなければ、クリエイションもできない。</p>
<p>アルベルト・モリヤス</p></blockquote>
<p>まず最初に、ミケーレとモリヤスは「<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/gucci_guilty_absolute/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">ギルティ アブソルート プールオム</span></a>」に取り掛かり、相互理解を深めた上で、この香りに取り掛かりました。ミケーレのはじめてのウィメンズ・フレグランスに対する要望は、「フェミニンでハッピー」な香りでした。</p>
<p>それは70年代から80年代に多く生み出されたパワフルなシプレ、そのために多用されていたジャスミン、チューベローズ、アイリスといった花々を、モダン・フレグランスとして蘇らせるという試みでもありました。</p>
<p>さらに言うと、この香りは明らかに、ミケーレが、60年代後半から70年代前半にかけての<span style="color: #ff0000;">フラワーパワージェネレーション</span>を念頭においてプロデュースした香りです。それは万華鏡のように美しい花々が咲き乱れるようなトリップ感を、香りによって再現したものです。何か入れてはいけない成分が調香されているのではないかと勘繰らせるほどに、吸い込まれるような多幸感を与えてくれます。</p>
<p>当初、この香りが完成した時、グッチの社内において、「このようなエクストリームなフローラルを人々が求めているとは思えない！」と総反発されたのですが、ミケーレはそういった声を振り切って発売を英断したのでした。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc3">謎が謎を呼ぶ不思議な花ラングーンクリーパー</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-9718 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/07/8ca326dac62a19e62c32747bee5f8db8-e1650912298450.jpg" alt="" width="400" height="266" /><br />
「グッチブルーム」の中で聞きなれない<span style="color: #ff0000;">ラングーンクリーパー</span>という花の名が出てきます。この花は、アルベルト・モリヤスがインド旅行中に出会い、衝撃を受けたという花です。</p>
<p>それは東南アジア原産の蔓性植物であり、別名チャイニーズ・ハニーサックルと呼ばれ、太陽の光を浴びると、白から徐々にピンクに変化しながら開花し、最後には深紅に変わるという不思議な花です。この花の香りがフレグランスに使用されたのは初めてのことです。</p>
<p>焼いたココナッツのような独特な香りは、実際に抽出することは出来ないのでヘッドスペース法を活用し再現されています。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc4">チューベローズから、研ぎ澄まされた刃を削ぎ落とした香り</span></h2>
<div id="attachment_94991" style="width: 510px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-94991" class="wp-image-94991 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/Gucci_Bloom-e1650912441867.jpg" alt="" width="500" height="333" /><p id="caption-attachment-94991" class="wp-caption-text">©GUCCI</p></div>
<blockquote><p>アレッサンドロに〝空想の庭〟を作って欲しいと言われたので、フランス、イギリス、イタリアの庭の香りをイメージして作業しました。頭の中に不思議な花々を咲かせました。そこにはちょっと毒があるようなミステリアスな面もありました。</p>
<p>「グッチ ブルーム」は、魔法のような空想の世界に入り込んだような感覚を与えてくれるはずです。</p>
<p>アルベルト・モリヤス</p></blockquote>
<p>アルベルト・モリヤスは「グッチブルーム」について、<span style="color: #ff0000;">「多様性に満ちた、活力みなぎる香り」</span>と言い表しています。そんなこの香りの特徴は、トップからミドル、そして、ベース（ラスト）へと移り変わる香りの流れはなく、最初から3種類の花々が香りを躍らせるところにあります。</p>
<ol>
<li>クリーミーでバターのように甘いインド産チューベローズ・アブソリュート</li>
<li>ジャスミン・サンバック・アブソリュートと、ジャスミンの芽から「共抽出」という業界初の特別な方法で取り出したグリーン調の爽やかな花びらの香りを放つジャスミンバッド・エッセンス（1kgの精油を得るために700本の花が必要になる）</li>
<li>世界で初めて使用された、ヘッドスペース技術により再現された（南インドで特別に栽培された）蔓性植物ラングーンクリーパーのほんのりとパウダリーな香り</li>
</ol>
<blockquote><p>アレッサンドロ・ミケーレが求めている新生グッチの香水の世界をイメージしてみようと、ジャスミン・サンバックの収穫のためにインドに行きました。</p>
<p>その花の香りを嗅いでいるうちに、閉じた花と満開の花とでは、まったく違う香りがすることに気づきました。そこで2パターンの抽出法で抽出したものをミックスしてこのフェミニンな香りをつくりました。</p>
<p>アルベルト・モリヤス</p></blockquote>
<p>正確にこの香りについて説明すると、重厚な甘さが諸刃の刃となるチューベローズから、研ぎ澄まされた刃を削ぎ落とした香りからはじまります。つまりは、夜の世界に生きる銀座や北新地のホステスに、真昼の太陽の下で、その溢れんばかりの美しさを謳わせているようです。</p>
<p>夜に咲く花の濃厚な香りを、日差しに溶け込む亜麻色の誘惑でいっぱいに満たしてゆくのです。</p>
<p>そんなクリーミーなチューベローズの他を圧倒する妖艶さをなだめすかすように、綺麗なグリーン・ジャスミンと、煌くようなスズランが注ぎ込まれてゆきます。</p>
<p>「さあ、愛の言葉を語る前に、花の美しさを開花させなさい」と言わんばかりに、華やかな開花の時を共に迎える瞬間、未知の香りであるラングーンクリーパーが加わります。</p>
<p>そのココナッツのようなフルーティーなハニーサックルに似た甘さを、イリスのパウダリーさが包み込むように静止するのです。一分一秒でも開花の瞬間を肌の上に残しておくために、サンダルウッドとムスクが紳士同盟を結び、チューベローズを真昼の太陽の輝きの下で、〝誰からも愛される甘い花〟の香りへと変えてゆくのです。</p>
<p>この香りのハイライト、それは、甘くミルキーなホワイトフローラルの余韻の陰で、ほくそ笑む悪女の赤い口紅の間に光る白い歯のドラマティックな輝き、それを最後に感じる瞬間にあります。つまりは、フレッシュな庭園の香りではないのです。</p>
<p>ああ・・・その白い歯は、どんな神秘的な苦痛を、噛んで生み出してくれるのでしょうか？チューベローズの爽やかな余韻に浸りながら、その戦慄の本性を肌で予感することが出来るのです。</p>
<p>悪い女が身に纏えば、「清らかな顔をした悪女」を生み出し、清らかな女が身に纏えば、「少し危険な空気を漂わせた天使」を生み出してゆくのです。</p>
<p>それは丸の内のオフィス街で働く女性に届けられた、マンハッタンで最も美しい花束を見つけることが出来る23丁目と8丁目の角から送られてきた香りとも言えます。</p>
<p>ちなみにこの香りには、1年かけてフィルメニッヒで作られた非常に高価な二つの天然香料が使用されています。ひとつは、特製パチョリ、そして、もうひとつは新しいガルバナム・エッセンスです。</p>
<p>ディプティックの「<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/do-son/"><span style="text-decoration: underline; color: #ff0000;">ドソン</span></a>」とマイケル・コースの「<span style="color: #ff0000;">マイケル</span>」とよく比較される香りです。</p>
<blockquote><p>一度私はマドンナと一緒に香水を作ろうとしたことがある。結局上手くはいかなかったが、彼女は、母親がロベール・ピゲの「<span style="color: #ff0000;">フラカ</span>」を愛用していたので、チューベローズの香りを希望していました。</p>
<p>そして、この時マドンナは、運動して体臭が少しきつくなったときに、チューベローズの香水は効果を発揮すると教えてくれたのでした。</p>
<p>アルベルト・モリヤス</p></blockquote>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc5">キャンペーンモデルにトランスジェンダーを起用</span></h2>
<div id="attachment_94992" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-94992" class="wp-image-94992 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/4ebb841ab62ef74f54bc25ce63691688-e1650912588827.jpg" alt="" width="400" height="400" /><p id="caption-attachment-94992" class="wp-caption-text">真ん中がアレッサンドロ・ミケーレ、そして、その右にハリ・ネフ。©GUCCI</p></div>
<div id="attachment_94993" style="width: 410px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-94993" class="wp-image-94993 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/Hari-Nef-Gucci-e1650912682208.jpg" alt="" width="400" height="587" /><p id="caption-attachment-94993" class="wp-caption-text">トランスジェンダー・モデル・ハリ・ネフ。©GUCCI</p></div>
<p>キャンペーンモデルに女優の<span style="color: #ff0000;">ダコタ・ジョンソン</span>、アーティストの<span style="color: #ff0000;">ペトラ・コリンズ</span>、そして、トランスジェンダー・モデル・<span style="color: #ff0000;">ハリ・ネフ</span>が起用されました。</p>
<p>日本ではハリ・ネフについて彼女がトランスジェンダーであることを一切言及しませんでした。しかし、ミケーレがこの香りで示したかったテーマは、「多種多様な女性のために作られた香り」であることを考えると、その事実はとても重要なことでした。</p>
<p>ダコタのこの香りに対する印象は「気まぐれで、とても甘くミステリアス」でした。一方、ハリ・ネフは「<span style="color: #ff0000;">なにかいにしえのような、クールで不吉な感じがする。一方で、フローラルが可愛らしさを引き立てている</span>」と、ずばり本音で答えた不思議コメントが、逆にこの香りらしくて素敵でした。</p>
<h2 class="news_headline1"><span id="toc6">香水データ</span></h2>
<p>香水名：グッチブルーム<br />
原名：Gucci Bloom<br />
種類：オード・パルファム<br />
ブランド：グッチ<br />
調香師：<a target="_self" href="https://cahiersdemode.com/alberto_morillas/"><span style="text-decoration: underline;">アルベルト・モリヤス</span></a><br />
発表年：2017年<br />
対象性別：女性<br />
価格：50ml／16,500円、100ml／23,100円<br />
販売代理店ホームページ：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://latelierdesparfums.jp/collections/gucci/products/gucci-bloom-edp-spray"><span style="text-decoration: underline;">ラトリエ デ パルファム</span></a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-30946 size-full" src="https://cahiersdemode.com/wp-content/uploads/2017/04/521982_99999_0099_002_100_0000_Light-150ml-e1650912754187.jpg" alt="" width="250" height="219" /><br />
シングルノート：チューベローズ、ジャスミン・サンバック、ラングーンクリーパー、スズラン、イリス、サンダルウッド、ムスク</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
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