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ステファノ・ リッチ

ジェームズ・ボンド

『007 消されたライセンス』Vol.3|傷だらけのティモシー・ダルトン

一番の致命傷は、『007 死ぬのは奴らだ』と同じく敵の存在がただの麻薬組織だったところにあります。これだと青少年はまったくときめきません。ボンドムービーは、(大人だけでなく)青少年が見て、憧れる設定じゃないといけないのです。
ジェームズ・ボンド

『007 消されたライセンス』Vol.2|ネクタイを締めないボンド=ティモシー・ダルトン

ジェームズ・ボンドの美学。それはノータイで済ますことが出来るシーンでもネクタイを着用するところにあります。ネクタイとは、女性にとってのコルセットであり、男性の男性らしさがより突出するアイテムなのです。
ジェームズ・ボンド

『007 消されたライセンス』Vol.1|ティモシー・ダルトンの冴えないボンドスーツ

007シリーズ第16弾にして、四代目ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン(1946-)の二作目かつ最後の作品となった本作のボンド・ファッションは、一言で言うと特筆すべきところは全くありません。
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