実はローレンはもう一着アルマーニを着ていた!
ミシェル・スタットン・ルック6 ボーイフレンドシャツ
- アルマーニの水色のピンストライプシャツ
- インディゴデニムパンツ
初めて企業と年契約したファッションモデル。
そして、1973年の終わりに、ローレン・ハットンは、ファッション・モデル界に革命を起こしました。化粧品業界初の専属モデル契約をレブロンと交わしたのでした。
チャールズ・レブソン率いるレブロンの最高級ラインであるアルティマⅡの専属モデルを1974年から2年間で40万ドルで引き受けたのでした。そして、同じく専属フォトグラファーになったリチャード・アヴェドンは言いました。「彼女は夢と現実を結びつける人なんです」と。
元々は、ローレンは、チャールズ・レブソン好みのモデルではなかったのでした。しかし、アヴェドンがローレンの名を伏せて、アルティマⅡのためのテスト撮影をし、その写真を大絶賛したレブソンが事の真相を知らされ、ローレンは再評価され、契約を勝ち取ったのでした。
そして、84年までの8年間、1年に20日間だけレブロンの仕事をして25万ドルを手にしたのでした。ローレンの偉業によって、それまで通常時給60ドルで支払われていたファッション・モデルの報酬は、飛躍的に上昇することになりました。
「僕は一生何かを探していた。その何かは君だったのかも」
ミシェル・スタットン・ルック7 アースカラー
- ベージュのローゲージニットカーディガン
- カシミヤのシャツ、サンドベージュ
- ベージュのテイラード・パンツ
- クリーム色のレースアップシューズ
つまり、わたしはしょせんB級女優の女王だったということ。映画の中でもわたしはずっとモデルだったのね。
ローレン・ハットン
本当に魅力的な女性はむやみに露出しない。そして、むやみに原色を着ない。ましてや、むやみに幸せをアピールしない。