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<18の香りを選抜>ジョー マローン ロンドン香水図鑑

ジョー・マローン・ロンドン
ジョー・マローン・ロンドン ブランド 香りの美学 香水特集記事
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ジョー マローン ロンドン香水図鑑<18の香りを選抜>

ジョー・マローンの接客スタンスは、2018年に比べて2019年は段違いに飛躍しています。ただし、それは即戦力として香水を販売するレベルとして向上しているだけであって、真にフレグランスに対しての理解を高めていこうとしている販売員はほんの一握りしか存在しません。

つまりこういう喩えが正しいでしょう。本当に修行をして洋菓子を作っているプロフェッショナルと、バイトで雇われて乾燥したタピオカからタピオカドリンクを作っているアマチュアの違いでしょう。ジョー・マローンの販売員の90%は、後者です。彼らは残念なことに、フレグランスIQを高めるトレーニングを受けていません。ただ小手先の販売スキルをトレーニングされているだけです。

そのためジョー・マローンのフレグランスを調香した調香師について話してはならないというルールまで存在するのです。

ここで、ひとつ、ジョー・マローンの販売員の皆様にご質問させてください。自動販売機のような販売の仕事をしたいとあなたは思いますか?あなたはお客様と本当の意味で、香りについて会話をしていますか?他のブランドのフレグランスについてどれだけの知識をお持ちですか?浅い知識で、香りのコンバイニングを紹介していませんか?

さぁ、コンバイニングなどという概念を捨てて、香りの本質と向き合いましょう。そのために厳選した18種類のジョー・マローンを以下ご紹介します。その前に少しだけ、ジョー・マローンについておさらいをしておきましょう。

ジョー・マローン・ロンドンの全て
ジョー マローン ロンドンの香水の全て
レア ティー コレクションの全て
ブロッサムズ・シリーズ<2019年>の全て

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主婦ジョー マローンによる〝香り革命〟


その歴史は、ロンドンの中流階級の主婦(決して美魔女の趣味によって生み出されたものではなく、美容を生業とする日々の生活の中から生み出されたもの)であり、プロのフェイシャリストであるジョー・マローンという女性によって誕生しました。彼女が、顧客へのプレゼントとして作り出したのが、〝相反する素材を合わせてみたらどんな香り〟になるのだろう?という発想で生み出されたナツメグ&ジンジャー・バスオイルでした。この自家製バスオイルが、90年代に英国で最も有名なフレグランス・ブランドの始まりになったのです。

1994年から2006年にかけて生み出されたジョー・マローン・ロンドンの作品は、ジョー・マローン自身による香りです。1999年に、ジョーはロンドンに旗艦店を作り、同年、エスティローダーに自分のブランドを売りました。以後も、ジョーは、クリエイティヴ・ディレクターとしてブランドに残りました。しかし、2003年にジョーの人生は急転降下することになります。彼女は乳癌になってしまったのです。エスティローダーは彼女のために最高の医療技術を提供しました。そして、科学治療を行い、回復し、仕事に復帰するも、2006年にジョーは、クリエイティブ・ディレクターを辞める事を決意しました。

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セリーヌ・ルーとクリスティーヌ・ナジェル現る!

現在のジョー・マローン・ロンドンを築き上げた二人の女神セリーヌ・ルー(左)とクリスティーヌ・ナジェル(右)。

2009年3月、フランス人のセリーヌ・ルーという女性が、ジョー・マローン・ロンドンのクリエイティブ・ディレクターになりました。丁度その1年前の2008年9月3日にジョー・マローン・ロンドンは、東京・新宿の伊勢丹に上陸していました。以後、1年後に丸の内に日本初の路面店、さらに2016年には表参道ヒルズに路面店をオープンしたのでした(現在全国23店舗に拡大)。その時に、〝フレグランス・コンバイニング〟という概念でのブランディングを考えたのがセリーヌでした。

セリーヌ自身は調香師ではありません。彼女は、元々ディオールエスティローダーのメイクアップ部門で働いていました。南フランスで生まれた彼女の祖父は花の輸入業をしていました。グラースで生まれ育ったわけでもないセリーヌは、ロンドンのフラワー・マーケットなどで精油を購入し、成分の勉強を一から独学で行いました。それはちょうどジョー・マローンと同じようでした。

「現在、ジョー・マローン・ロンドンのフレグランスを作る調香師たちは、イギリス人ではありません。しかし、彼らがクリエイトするときには必ずイギリスに滞在してもらいます。私もフランス人ですが、ロンドンに住んでいます。外国人だからこそ、より敏感に感じ取れる英国の魅力を、自分の目と鼻で感じ、フレグランスに反映させることが出来るのです。」

そして、クリスティーヌ・ナジェルの光臨と相成ります。2010年から2014年の間に彼女がセリーヌと二人三脚で生み出した香りは、迷走していたジョー・マローン・ロンドンの立て直しの一翼を担いました。以後、クリスティーヌは、エルメスの二代目専属調香師に就任するまで、ジョー・マローン・ロンドンで数々の傑作を生み出すことになるのでした。

2011年4月29日にウィリアム英国王子とキャサリン妃のロイヤル・ウエディングにて、ウェストミンスター寺院のキャンドルに、キャサリン妃のリクエストにより、「オレンジ・ブロッサム」キャンドルが使用されました(そして、一部に「グレープフルーツ」と「ライム・バジル&マンダリン」を配して。コンバイン効果を生み出しました)。さらに、ゲスト用のトイレには、「オレンジ・ブロッサム」のハンドソープとローションが置かれていました。このことにより、ジョー・マローン・ロンドンの名は更に世界的な認知度を高めました。

それではジョー・マローン・ロンドンを代表する18の香りを「写真」で紹介していきましょう。

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