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ルイ・ヴィトンのフレグランスの正しい使い方 PART2【LV現役スペシャリストによる監修】

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ブランドルイ・ヴィトン全国フレグランス聖地ガイド香りの美学
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ルイ・ヴィトンのフレグランスの正しい使い方 PART2

去年(2021年)、ルイ・ヴィトン神戸店のフレグランス・スペシャリストのM様にご協力頂いた「ルイ・ヴィトンのフレグランスの正しい使い方」「ルイ・ヴィトン フレグランスとクリスマス」の2つの特別記事はカイエデモード始まって以来の反響と好評をいただきました。

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2022年3月19日(土) にルイ・ヴィトンの神戸店がリニューアル・オープンします。そして、神戸メゾンでフレグランス・スペシャリストとして活躍しているM様も遂にかの地で『神戸をルイ・ヴィトンのフレグランスの聖地』とすべく本格始動するのです。

そんなご多忙なM様の貴重な時間をお借りし、フレグランス販売の現場からの視点で生み出された特別記事の第三弾を無事作り上げ、ここに公開することになりました。

〝ガチガチに何か決められた内容をわざわざスペシャリストが伝えるのではなく、店頭に来られるお客様に伝えるようになるべく話口調で伝える〟というコンセプトで特別記事は記載させて頂いております。

まず何よりも読者の皆様にご理解頂きたいのは、現役のフレグランス・スペシャリストの方が貴重なプライベートの時間を割いて、無償で、日本の香水文化の発展のために、カイエデモードに協力するということはなかなか出来ない事です。

この一点だけ見ても、M様が、売り上げだけを重視する販売員(もちろん売り上げが重要なことは言うまでもありません)ではなく、ルイ・ヴィトンのフレグランスを通じて日本の香水文化の発展を望んでいる方だということがご理解頂けるはずです。

そんなM様の生き方が共感を呼ぶのでしょうか、関西圏のフレグランス販売員やBAの方々のファンがとても多い方です。それはひとたび客の立場でM様の接客を経験してしまうと、女優のようなルックスと、バレエにより培われた所作の美しさに魅了されてしまうからでしょう。

しかし、ただファンになるだけでなく、「私も彼女のような接客が出来るようになりたい!」と向上心を呼び覚ましてくれるワクワクと元気を与えてくれる接客に、M様の素晴らしさはあります。

その接客の姿勢は、お客様に教えたり、説明するという感じではありません。まるで寄り添うように、分かりやすい自分の言葉で香りを伝えて下さり、「心で接客」してくれているのが本当によく伝わるのです。でありながら、香水の知識は、他ブランドも含めずば抜けているのです。

しかし、何よりも重要なのは、ルイ・ヴィトンの香水とお客様を繋ぐストーリーを一緒にお探しし、その香りをゆっくりじっくりお楽しみいただき、時間を過ごしていただきたいという想いがとてもよく伝わるところにあるのです。

それでは、M様による『ルイ・ヴィトンのフレグランスの正しい使い方 PART2』がはじまります。

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① ルイ・ヴィトンの『究極のスプレー』の正しい使い方

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ずっとフレグランス販売に関わってきて、プライベートでも一香水愛好家として、昔よく感じていたのが、「綺麗に細かい霧状でふんわり〟身に纏う事が出来る」だけでなく、「半プッシュや小プッシュで液体が出る量が調整できるスプレーは存在しないのだろうか?」ということでした。

つまり、通常のスプレーはどんなに良いものであっても、半プッシュや小プッシュすると、プチュっと下に液体が垂れたり、直線で液体が飛び出してくるものであり、私も10年以上、フレグランス販売員をしていて、それが当然のことだと考えるようになっていました。

そして、ルイ・ヴィトンに入社し、2016年9月に70年ぶりの香水をローンチすることになり、『このスプレーには特許が取得されています』(100ml、200mlボトルのみ)と説明されたスプレーをワンプッシュした時の感激は今も忘れません。細やかな霧がまるで〝円〟を描くように噴射されるのです。

それはテクニック要らずで、(約20cmくらい)少し肌から離しスプレーしさえすれば〝細かい霧状でふんわり〟身に纏う事ができるのです。しかし、それ以上はスプレーについて考えることはありませんでした。

ずっと半プッシュや小プッシュしてみようという発想自体を忘れていたのでした。そして、カイエデモードさんの特別監修をするようになり、ルイ・ヴィトンの香りの効果的な身にまとい方を試している時に、ふと思い出したのでした。

〝もしかしたら、このスプレーの反動や感触の繊細さは、出る量の微調整までも考えられてのことではないだろうか?〟

つまり、ワンプッシュ一箇所ではなく、小プッシュを数箇所に散らすことにより、よりふんわりと香らせることが出来るのではないだろうか?と考えたのでした。

結論は、ルイ・ヴィトンのフレグランスのスプレーは繊細なプッシュが出来る〝使い手の事を考えた構造〟であるということでした。しかも、絶対にプチュっと垂れたり、線上に飛び出ることはないのです。

それは、特別記事第二弾が公開された後、分かったことでしたので、是非何よりも先に、皆様にお伝えしたいと思いました。なぜなら、私はフレグランスにおいて最も重要なのは、香り自体の魅力を損なわない〝正しい香りのまとい方〟を更に究極化した〝もっともっと香りを身にまとうことが楽しくなる方法〟だといつも考えているからです。

私は一箇所にワンプッシュするよりも、小プッシュで何箇所かに香りを〝躍らせる〟方が、よりその香りの魅力は引き出されるものだと考えます。

ちなみに、スプレーの広がりが最も重要なのは、〝点〟ではなく〝面〟で纏うものであるオーデコロンとオードトワレです。

一方、ルイ・ヴィトンのフレグランスは、オード・パルファムかエクストレ・ドゥ・パルファンであり、一般的にそれらは賦香率が高いので、香りの広がり方がゆっくりです。だから狭い範囲につけて大丈夫なのですが、であるにも関わらずスプレーに拘っているところが凄いところだと思っています。

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② 香水初心者の方が、実店舗で香水を選ぶときの注意点

実際に先日カイエデモードの公式ツイッターにDMで頂いた「もっといろいろな香りにチャレンジしたいのですが香水初心者がショップへ行って香水を選ぶときの注意点等あればぜひ教えていただきたいです」という質問に対してM様から回答を頂きました。

質問:現在所有しているお気に入りの香水を纏っていった方がいいのでしょうか?それとも何も身に纏わない方がいいのでしょうか?

M様の回答:できれば纏って行かれない方が良いです。香り選びで大事な〝タッチアップ(肌乗せ)〟ができないからです。ムエットで気になる香りがあれば、肌に乗せてみて肌との相性を確認した方が香り選びの間違いは少ないです。

質問:販売員の方はお客のどこを見て香水をおすすめするのでしょうか?美容室などではファッションも見て髪型を決めたりお薦めしたりするそうですが、香水もそういったことがあるのでしょうか?

M様の回答:ファッションもある程度は見ていますがお話ししている時の口調、雰囲気から見えてくるお客様タイプ。あとは一方的にお薦めするのではなく、お客様がどのようになりたいか?も大切なので、目で見える情報よりも、見えない情報のほうが重要だと考えています。

逆にお客様は販売員のどこを見て、その販売員から接客を受けるべきかを考えたらよいか、僭越ながらアドバイスさせて頂きますと、〝笑顔で挨拶が出来る販売員かどうか〟で全てが決まると思います。

私は、香水を選びに行くことはある意味『儀式』『恒例行事』『新しい自分探し』のようなとても大切なこととして、日本において、定着しつつあると、日々、接客をしていて強く感じています。それは〝自分を変えるきっかけ〟〝決意を高めるお守り〟〝過去を吹っ切るため〟などという守護神探しのようなものでもあるとも思います。

だからこそ、香りに対して少し興味を持ち始めた時に、時節柄もありお店を巡って探すのではなく、先にネットで予め情報を得ようとする方は多いと思います。SNSは、今ではフレグランスに関する情報があふれ返っています。

しかしその後が問題ですよね。情報はある程度入れておいた。でもいざ店頭に行こう!と思った時に頭でっかちになってしまい、どうして良いものか分からない。そんな悩みを持っておられる方は本当に多いと思います。

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③ あらゆる香りに愛される『万能フレグランス』

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ルイ・ヴィトンのフレグランスは、〝旅〟という大きなテーマに沿って、専属調香師のジャック・キャヴァリエが、ひとつひとつの香りでその世界観を確立させています。つまりレイヤリングありきの香水ではありません。

だから、ジャック自身もこれとこれのレイヤリングの相性が良いということは滅多に言いません。

たとえばレ ゼクストレ コレクションのZOOMセッションでも、おすすめのレイヤリングは?という質問に対して、「色々試してみて欲しい。その中から自分だけの香りを見つけて欲しい」と明言は避けていました。

私自身も新作が出るとよくスタッフから、「これはどれと重ねたら良いですか?」とおすすめのレイヤリングについて何気なく聞かれます。でも、まだその香りさえも解釈できていない状況の中、お客様にきちんと伝えることもままならないのに、レイヤリングの説明ばかりするのは、なにか2本売り、3本売りするために無理矢理にくっつけて紹介するようで嫌だなと感じてしまいます。

自分自身がたまたま『この香りとこの香り、ちょっと合うかもしれないからやってみよう』と試してみて、『良いかも!』と見つけた香りだけを、お客様と会話が弾んだ時にご紹介してみます。

それを踏まえた上で、個人的にルイ・ヴィトンのレイヤリングにおいて万能だなと思うのは「ル ジュール スレーヴ」です。特にレイヤリング初心者の方に本当におすすめです。究極的に言えば、ルイ・ヴィトン以外のフレグランスにさえも輝きを与えてくれる香りです。

ちなみに「ル ジュール スレーヴ」は最初にローンチした7つの中に、柑橘系が無かった為、日本から多くの『柑橘系を!』とリクエストがあり、生まれた香りだそうです。

すっごくチープな説明かも知れませんが、マンダリン=温州みかん、サンバックジャスミン=ジャスミン茶なので、みかんとお茶で日本人なら〝嫌い〟と仰る方がまずいない香りなんだと思います。

そして、もうひとつのレイヤリングの提案として、ルイ・ヴィトンには、二酸化炭素抽出したグラース産のメイローズを使用した香りが多いので、同じメイローズの香りでレイヤリングすれば選び間違いは少ないかと思います。

例えば「ローズ デ ヴァン×スペル オン ユー」「スペル オン ユー×ウール ダプサンス」「スペル オン ユー×アトラップ レーヴ」「ローズ デ ヴァン×レ サーブル ローズ」などなど。

ただし「ウール ダプサンス」はローズ要素が控えめなので、「アトラップ レーヴ」や「レ サーブル ローズ」とだと負けてしまうかも知れません。

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④ 香水愛好家をよりハマらせるM様の『比較接客』

ここで、M様の接客において、多くの顧客様が口を揃えて絶賛する『比較接客』について、M様自身の言葉で教えて頂きました。

私はエルメスのフレグランスをいくつか愛用しているのですが、「ナイルの庭」は一度飽きてもぐるっと一周まわって、「あらやっぱりこの香り大好き」となる香りだと思っています。八朔(ハッサク)の香りに近いグリーンマンゴーの香りや、イグサに似た香料も入っているので、とても日本人的で安心させてくれるのでしょうね。

それはルイ・ヴィトンの「ル ジュール スレーヴ」と、とっても相通ずる部分があるなと常々考えています。ジャック・キャヴァリエのシトラスも良いのですが、ジャン=クロード・エレナのシトラスも甲乙つけがたいのです。

最近カイエデモードさんのおかげもあり「香水はすごく好きですごくこだわりたいけど、それを選んでくれる、話を聞いてくれる人に出会えない」というもどかしさをずっと持っていらっしゃる方にご来客頂く機会が増えてきています。

特に「ル ジュール スレーヴ」(ルイ・ヴィトンで一二を争う人気の香り)のムエットをお渡しすると、「これナイルに似てませんか?」と仰られるお客様が少なくないので、双方の香りの特徴と良さ、そして違う部分をお伝えするようにしています。たとえばこのようにです。

『はい。そうなんです。「ナイルの庭」は八朔(ハッサク)に似たグリーンマンゴーの香りが、「ル ジュール スレーヴ」には温州みかんのようなマンダリンの香りが使われているので印象がとても近いです。どちらも爽やかで柔らかくて良い香りですよね。エルメスさんのお庭シリーズは全てオード・トワレなので3時間前後の持続であり、ルイ・ヴィトンは全ての香りがオード・パルファムですので5〜6時間楽しんでいただけるという違いだけはございます』と。

「ナイルの庭」と「ル ジュール スレーヴ」の比較のお話を聞いてくださるお客様にはもう一歩踏み込んだところまでお伝えしています。どちらが良い、悪いという訳でなくあくまで〝比較〟です。

「ナイルの庭」はシトラス(トップ)→フローラル(ミドル)→ウッディ(ラスト)の香りの構成で、あくまでユニセックスである事が大前提。

一方、「ル ジュール スレーヴ」はジャックの香りがスパイラル技法を使っているので概念が違いますが、敢えて伝えるならばシトラス→フローラル→ムスクで、よりソフトで繊細。なのにオードパルファムで5時間ほど香ります、と比較しています。

『比較接客』で私が心がけているのは、絶対にお客様が愛用している香りは、批判しないことです。なぜなら私自身もルイ・ヴィトン以外のブランドの香りを沢山愛用しているので、その香りを批判及び否定されるととても嫌な気分になることを知っているからです。

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⑤ 香水ジプシーになってしまう理由

香水愛好家にとっての念願。それはそれなしで生きるなんて想像も出来ない『私のための香り』を見つけ出すことです。そして、そんな香りをいつまでたっても見つけ出せない状態を〝香水ジプシー〟と言います。

ジプシーになってしまう理由はいくつかあります。

1.『香りを変えたいけど変え方が分からない』

学生の時から同じ香水を使っている。なんとなく違う香りに変えようと思っているけど、「でも別に今使ってる物もあるし」と後回しにしてどんどん年齢を重ねて、10年前後経ってもずっと同じ香りを使い続けている(それしかリピートしない)。そして、最近、同性の友人や同僚、先輩などから漂う良い香りに触発されて、新たに香水を選び直そうとしているが、〝何から・どこから〟選べば良いか分からない。

2.『ふと香水に目覚めたはいいけれど・・・』

ずっと香水=キツイ物だと思い込んで避けて通ってきた、もしくは香水=背伸びしている、派手派手しいイメージがあって自分には相応しくないと思い縁のない物だと思ってきた。そんな方が何かのきっかけで香水に興味を持ち始めた時に何から選び・どこで選べば良いのか分からない。

3.『詳しくなりすぎて頭でっかちに』

香水が好きな人に多い香水ジプシーのパターンがこれです。それなりに香りの遍歴も経験し、香料についての知識も高まり、「アレでもない、コレでもない」と香りを採点しているうちに、どんな香りに対しても満足出来なくなってしまっている状態です。それは、香りではなく、香りとの向き合い方が間違ってきている可能性があると思います。〝香り自体〟よりも、〝その香りとの出会い方〟を大切にすると、香水ジプシーから瞬間で解放させると思います。

4.『香水ジプシーであることを楽しんでいる』

香水愛好家のある時期私もそうだったのですが、香水店に行くと全ての香りを試してみたいという願望が先に立って、もうこの時期は、手当たり次第に色々な香水を購入しては、ほとんど使わないで、新たなる香りを追加するという時期がありました。でも私は、それはそれでジプシーであることを楽しんでいる素敵な時期だと思います。

5.『負のスパイラル』

最も一般的なジプシーのパターンはこうです。実際のお客様のほとんどは、香水についてほとんど知識がなくて、香水を選びに行く時どこに行けば良いのか分からず、先にSNSやネットでまず調べてブランドや製品を絞ってから売り場を訪ねるのです。

そして、そんなお客様はルイ・ヴィトンでも一直線に香水コーナーに来られて、「◯◯って香りはありますか?」と聞いて来られたり、テスターをじーっとご覧になられているのです。

その時に香水に馴れないスタッフだとお客様主導で言われるがままに香りをムエットに出していき、都度「それは甘い香りですね」など一言ザックリとした説明で終わります。(そのまま探していた香りがあって購入となればそのスタッフからすればラッキー!なんです)

でもそんな選び方で購入した香りは、ほとんどのお客様にとって、実際ご自宅で肌に乗せてみたら、時間が経過した時の香りが〝思っていたのとまったく違う〟と思ったりする訳なのです。何よりも、その香りとそのお客様との間に何もストーリーが無いので、その香りに対する愛着も何も生まれてこないのです。

〝どんな時に使うのか?どこに纏うとこの香りの良さは引き立つのか?どんな気候に合うのか?〟お洋服やお鞄など、他の製品もきっと同じだと思うんです。適当に購入した物って特別感がなく愛着が湧かない、そして、もう香水は買わなくなる。これもある意味、香水ジプシーなのです。

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⑥ 購入して10回も使わない香水と、100回以上使う香水の違い

購入して10回も使わない香水と、100回以上使う香水の違いについて、様々な理由やパターンはあると思います。

例えば〝購入して10回も使わない香水〟のパターンとして私が考えるのは、

  • 元々香水を使ってなかったけど、店頭で試してみてなんとなく良い香りだったから勢いで購入した人が、実際に生活のルーティーンの中で、〝香水をまとう〟タイミングがよく分からず、結局使わなくなる
  • 元々愛用している香水がある。でも他の香水も興味があって気分を変えるために購入してみたけど、結局元々愛用していた香りだけを使ってしまう
  • 自分のファッションとマッチしないことに気づいたため
  • 自宅で他の香りと一緒に並べてみて、そのボトルを見て、手に取り、スプレーをプッシュするまでの流れの中でテンションがあがらないため
  • 香りではなく、その香水に対する思い入れがないため

そして、〝100回以上使う香水〟のパターンとして私が考えるのは、

  • 他人に「良い香り」と褒められた
  • まとっていると心が安らぐ。特別な場所で購入したものなら、その場所(=自分にとってのパワースポット)が瞬間に思い出される
  • 「こういう時はこの香り」という大切な存在になっているため
  • 自分のファッションの一部として生かしやすい(最も頻度が高くなる可能性大)
  • お守り的な感覚(そのため、毎日使用するか、ここぞと言うときに使用するか迷う)
  • なりたい自分に一歩でも近づいていく感覚を感じることができる
  • 香りの世界観が好きで、もう単純に身にまとうだけで、心がワクワクする

〝お客様が、香水に何を求めているのか〟という心理を汲み取る事が、クライアント・アドバイザーとして大切なことだと私は日々考えています。もちろん目的は上に挙げた項目一つではないと思います。

「仕事でも身だしなみとして使えて、癒されるような優しい香りが良い」というお客様も沢山いらっしゃいます。そして、お客様とお話ししている中で、時にはお客様ご自身が思いもよらないそんな風に香水を選んで使う事ができるんだ!と発見をしてくださる場合もあります。

つまりは、何よりも重要なのは、その香水とお客様を結びつける物語があるかということだと私は思うのです。

 

以上、M様による『ルイ・ヴィトンのフレグランスの正しい使い方 PART2』でした。最後までお読み頂きありがとうございました。

編集後記:最も多い読者の皆様からのDMの内容は、カイエデモードを読んで実際にM様にお会いしたいのですが、まだ4万円近くの香水を購入するかどうか決めることが出来ないので、なかなか踏ん切りがつきませんという内容のものです。そのお気持ちはとてもよく分かります。

ですのでここで解決策をおひとつ。お店にお電話すると、M様の出勤状況が確認できます。そして、まだ購入するか分からないので予約はせず、M様の出勤している日に店頭に伺い、「フレグランス・スペシャリストの方はおられますか?」と確認していただければ完璧です。接客を受ける時は、カイエデモードを見ていると仰られた方が良いことは言うまでもありません。

自分が一生懸命頑張っている姿を認めて頂き、来店していただけたんだという感謝の気持ちは、やはり接客の距離感を縮めてくれるものなのですから。

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