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マドンナ伝説20(マドンナ・コンサートのファッション史5)(4ページ)

マドンナ
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マドンナ・コンサート・スタイル51 MDNA ・ツアー4
  • デザイン:ジャン=ポール・ゴルチエ
  • コーン・ブラ2012(レザー・ケージコルセット)
  • ホワイトシャツ
  • ストライプのブラックトラウザー
  • ブラックナロータイ
  • ブラックロンググローブ

MDNAツアーのハイライト・コスチュームは間違いなく1990年のブロンド・アンビション・ツアーにおいて着用され話題となったコーン・ブラのニューヴァージョンであるこのコスチュームでしょう。女性のシンボルである豊かな胸を強調するそのシルエットがバルタン星人のような表情を生み出しています。

男性的なパンツルックに、女性らしさの三大要素である、胸、腰、臀部を強調したボディスーツを装着するという発想の面白さ。マドンナという存在の本質を突いている素晴らしいファッションです。


マドンナ・コンサート・スタイル52 MDNA ・ツアー5
  • ジャンヌ・ダルク風のコスチュームに少林寺ムーブメント
  • 鎖帷子と右手のスワロフスキーグローブ
  • スタッズ付きスニーカー


マドンナ・コンサート・スタイル53 MDNA ・ツアー6
  • ストリート・ラグジュアリー・ルック
  • シャネルの指あきグローブ
  • スタッズ付きスニーカー
  • ビーツ・バイ・ドクタードレを身に着けたダンサーたち

今から貯金すればいいのよ。300ドルなんてみんないつも下らないことに使っているでしょ。ハンドバッグとか。必死に働いてお金を作って、私のショーを見にきなさい。私にはそれだけの価値はあるわ

マドンナ(ニューズウィーク)チケット代が高額であるとの批判に対しての答え。

2012年最高の興行収入を上げたツアーとなったMDNAツアー。2012年2月の第46回スーパーボウルのハーフタイムショーにおいてツアーの公式発表を行い、当初この時のコスチュームを担当したリカルド・ティッシ(ジバンシィ)がツアー・コスチュームを担当する予定だったが、スケジューリングが調整できず降板となる。ショーのメインコンセプトは「闇から光への旅」。そして、このショーも4つのセクションで構成されています。罪、予言、男と女、解放です。

コンサート内で変わる8つの衣装のメイン・デザイナーの一人は、アリアンヌ・フィリップス。このコンサートにおいてマドンナの16歳の娘ローデスが衣装デザイナーのアシスタントとして同行する。メインデザイナーは、ジャン=ポール・ゴルチエ(「私のショーとダンサーにとって(ゴルチエは)その世界観を作るコスチュームの創造主のようなものなの。だから彼とまた仕事が出来てとてもハッピーなのよ。」とマドンナは語る)とジェレミー・スコットアレキサンダー・ワン。そして、ドルチェ&ガッバーナは、バックヴォーカルの衣装の一部を担当。ファウスト・プリージとジェイ・ブランドもバックダンサーにジーンズ等を提供。マドンナの靴は全て、プラダとミュウミュウです。