ジャン=ポール・ゴルチエ

ル・マル (フランシス・クルジャン)

    香水名:ル・マル Le Male オード・トワレ
    ブランド:ジャン=ポール・ゴルチエ
    調香師:フランシス・クルジャン
    発表年:1995年
    対象性別:男性
    価格:75ml/7,000円、125ml/9,500円
    公式ホームページ:ジャン=ポール・ゴルチエ

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    1997年。

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    2000年。

    2003年。撮影:ジャン・バプティスト・ モンディーノ。

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    2007年。撮影:ジャン・バプティスト・ モンディーノ。

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    2009年。撮影:ジャン・バプティスト・ モンディーノ。

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    2014年。

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    2014年。

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    2016年。




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    ★★★☆☆ パウダリーなラベンダー

    石鹸っぽい軽めのラベンダーは、ぼんやりとしたパウダー様シュガーの甘さと清潔さが感じられる。当たり障りのない平凡な香り。砂糖で甘くしたセレッシャル・シーズニング社のハーブティを愛飲しているという殿方向き。ルカ・トゥリン曰く、懐かしい理髪店を彷彿とさせる強いムスク調の香り。 ― タニア・サンチェス

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    トップノート:ベルガモット、カルダモン、ラベンダー、オレンジブロッサム
    ミドルノート:シナモン、ヒメウイキョウ
    ラストノート:ウォームウッド、ムスク、アンバー、バニラ、トンカビーン

    バニラ・ベースの香りを作るのはとても簡単です。一方、フローラル・ベースの香りを作るのはとても複雑です。バニラとは、バギーセーター(だぶだぶのセーター)のようなものです。見せたくない香りの一面をバニラで覆い隠すことが簡単に出来るのです。もし、このフレグランスがフローラル・ベースだったならば、私はうまく作る自信はありませんでした。

    フランシス・クルジャン

    同ブランドのレディース・フレグランス『クラシック』のペア・フレグランスになります。ゴルチエが子供の頃に通ってた1950年代のパリの床屋のイメージからインスパイアされた香りです。

    ベルガモットと爽快なミントとそれらを柔らかくするラベンダーによる床屋を連想させるオープニングからはじまります。やがて、スパイシーなシナモンと、オレンジブロッサムが加わり、バニラとトンカビーンが官能性を高めてくれるます。

    当時のメンズ・フレグランスの概念を覆したスイートな香りで、ゴルチエ初のメンズフレグランスにして、フランシス・クルジャンの香水第一作目。彼自身が後に回想しているように、「成功するとは考えられなかった」香りです。「男のきれいな汗」をイメージして調香しました。

    クルジャンは、この香水の調香をスタートした時、正確に言うとまだ調香師ではなく、全くの無名でした。トレーニングの一環として雇われ、すでに有名な何人かの調香師と競い合う形で香りを創りあげ、クルジャンの作品が起用されたのでした。彼はこの作品を作るためにゴルチエと一度も会いませんでした。そして、クルジャンにとって、ゴルチエは大して重要なファッション・デザイナーになるとも考えていなかったのでした。

    クルジャン自信もびっくりしたという、セーラー服を着た男性のトルソーをイメージしたボトルデザインがユニークです。



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